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不動産は司法書士と結託すれば大抵のことが出来てしまいます

自然の風が心地よく感じる朝晩が素敵な沖縄です。

さて、
すでにチェック済みの方も多いと思いますが
昨日は沖縄出身の元タレントさんが
ウソの不動産登記をしたとして
逮捕されました。

彼が沖縄で不動産を所有していることは
地元ではよく知られていな話ですが
多くのかたが注目したのは
そちらよりも反社とのつながりの方では無いでしょうか。

もちろんそちらも重大な話ですが
不動産に携わる者からすると
今回の犯罪に司法書士が加担した疑いがあるのも
問題ではないかと思っております。

なぜならば
不動産の取引は
司法書士と結託すれば
大概のことが出来てしまうからです。

もう少し言うと
不動産業者が絡まなくても
司法書士が暴走してしまうと
不動産の取引に限らず
法律に関係する色々なことが
出来てしまうのです。

例えば
今回の事件のような不動産登記の偽装はもちろん
公的書類を偽造すれば、他人名義の不動産も
勝手に名義変更が出来てしまいます。

これが出来れば
身寄りのない高齢者が所有する不動産を
本人の知らないところで
勝手に第三者に名義変更することも出来ます。

また
相続に関しても
依頼者の希望通りに
相続登記をすることが出来ます。

また、
司法書士は
不動産の名義に関するものだけでなく
私たちの身近で法律に関係することも
業務として扱えますので
例えば、再三者への債権債務に関する訴訟も
シナリオをつくることが出来てしまいます。

このように
司法書士は不動産屋よりも
法律的に出来ることがはるかに多いため
彼らが悪魔に魂を売ってしまうと
大抵のことが出来てしまうと言うものです。

まあ、
世の中の司法書士さんは
今回のような話とは全く無縁で
99パーセントが信頼できる方々です。

ですが、
残りの1パーセントの司法書士さんが
業界のお偉いさんだったと言う点でも
今回の事件は少し注目されています。