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不動産の第三者は余計なことを言うの法則

日本周辺の4つの渦巻きの影響で
スッキリしない天気の続く週末の沖縄です。

さて、
このブログでよく使うフレーズですが
不動産は高額な商品ですので
その売買にあたっては
欲や心理の変化が影響を及ぼします。

とくに
不動産を購入する側は
大金を支払う側ですので
いくら中古であっても
新築と同じくらいのスペックを
期待している人も少なくないものです。

それに対し、売主側は
販売の時にはやたら極上品をPRしていても
いざ引渡しの段階になると


しょせん中古ですのでそれなりに劣化してますからね

と弱気モードになる人も多いものです。

このような中、不動産屋は
後々にトラブルにならないために
両者の認識のギャップを埋めるよう
地雷を踏まないよう、
寝た子を起こさないよう、
慎重に対応しているものです。

そんな中
不動産の売買では
第三者が水を差すという法則があります。

たとえば
物件の引渡し直後に
エアコンなどの設備に不具合が発生すると
買主さんからまず不動産屋に連絡が入るものです。

連絡を受けた不動産屋は
不具合の状況を確認した上で
専門業者さんに調査・修理対応を依頼することになりますが
その時も、今回は中古の売買なので、
引渡し後に不具合が発生した場合の修理は
買主さんの負担となる旨を説明します。

大金を支払って購入した買主さんからすると
腑に落ちない面がありながらも
ほとんどの買主さんは事情を理解されます。

そして
専門業者さんが来て
不具合の対応をしてくれるのですが
専門業者さんにとっては、
不動産の売買のことなどは
全く関係ありません。

中には


この製品は不良品ですね~

 

なんて、軽はずみな発言をすることもあります。。

腑に落ちないながらも
一度は事情を理解していた買主さんも
それを聞かされると


大金を払って不良品を買わされた・・・

 

と思考回路が動き
寝た虎を起してしまうことになります。(苦笑)

設備の話だけではありません。

不動産売買の
最後のイベントである残代金の決済のときに
司法書士さんが
買主さんが不安になるようなことを
ポロっと口にすることもあります。ポロリ発言

彼らも政治家と一緒で
調子に乗って 周りが見えなくなると
不適切な発言をすることもあるものです。

こうやって、不動産屋は
一定の法則に則って登場する障害人物たちを乗り越えて
ようやく穏やかな海にたどり着くのです。