メリークリスマス沖縄です。
さて、
【闇バイト】という表現は
犯罪意識を薄めるような言い方なので
個人的には好きくないのですが
世の中の流れがアレなので
今回も使います。
世の中で横行する闇バイト。
指示役や黒幕は
自分の手を汚すことなく
実行役に凶悪犯罪を実行させる手口は
ある意味、マル暴さんと同じです。
ですので
法律を改正するなどして
暴対法のように
指示役や黒幕も「使用者責任」として
厳罰に処して欲しいです。
話がそれましたが
不動産業界にも闇バイトは存在します。
本職の闇バイトと違って
詐欺や傷害といった凶悪犯罪ではありませんが
不動産の免許を持たないのに
不動産の売買の仲介を繰り返して行い
その報酬をもらうスタイルです。
ひと昔前では
【不動産ブローカー】などと
呼んでいました。
彼らは
知り合いに不動産を探している人がいるから
とか
不動産の売却を検討している人がいるから
という背景をもとに
不動産の売買に介在し
成約のあかつきには
【紹介料】の名目の元に
それなりの報酬を請求していらっしゃいます。
まぁ、不動産屋としても
こうやってお客さんを紹介して頂くのは
正直うれしい面もありますし
それに対して何らかの謝礼をしたいと思うものです。
しかしながら
人間社会においては
誰しでも知り合いはいるもので
その知り合いが不動産の売買をするのは
ごく普通にあるものです。
たとえば
自分の知り合いが分譲マンションを購入しようとするとき
一緒になって物件を探してあげることはあっても
その取引に介在し、相手方から報酬をもらおうとは思わないのが
普通の感覚だと思います。
万が一に受け取るとしても
謝礼の範囲にとどめておくべきです。
しかしながら
【不動産ブローカー】の方々は
図々しいのが取り柄ですので
何のためらいも無く
それなりの額の報酬を要求していらっしゃるものです。
その報酬は
【紹介料】であったり【コンサルタント料】など
名目は異なりますが、謝礼の範囲を超え
実質的には仲介手数料です。
それが一回ポッキリであれば
まだ良いのですが
それらを繰り返し(反復して)行なう行為は
無免許で宅建業を営んでいるのと同等です。
これが不動産の闇バイトにあたる
という訳です。
そんなお堅いことを言っていたら、
誰も知り合いを紹介してくれなくなりますよ。あはっ
そこが不動産屋の弱みなんです。(苦笑)
沖縄の不動産業者の中には
不動産の免許を持ちながらも
ブローカーみたいな業者さんも
たくさんいらっしゃいますので
正論だけでは解決しない面もあります。(笑)
また知り合いの不動産ブローカーの中には
中途半端な立場は止めて
ちゃんと不動産業の免許を取得し
今はいっぱしの不動産屋を経営している人もいます。(苦笑)
不動産の闇バイトもホドホドにされてください。
とくに、最近は
SNSで不動産の情報を流している
素人さんもいらっしゃいますが
さすがにそれはアウトですよ。