梅雨が明け、
これから長ーい沖縄の夏が始まりました。歳を取ると日焼けはシミ・ソバカスにしかならんし・・・
さて、今年は
全国でも梅雨入り前の初夏が続いており
すでにエアコンが活躍中の家も多いと思います。
そんな季節の変わり目には
不動産に関する特定のトラブルが
増える時期でもあります。
以前、知り合いと
ユンタク(雑談?)をしたときの話です。
その知り合いは
夢のマイホームを購入しました。
当初の理想は
大きな敷地にゆったりとしたサイズの家でしたが
近年の住宅価格の高騰の影響もあり
現実的には、ご多分にもれず
周りの家との距離が近い分譲住宅でした。。
しかし
分譲マンションと違い
一戸建ては土地も建物も
自分たちの思いのままに使える自由度が高く
その知り合いも、庭で家庭菜園をしたり
夜は窓を開けて自然の風で就寝するのを楽しみ
マイホームライフを満喫していました。
あるとき
それまで空き家だった隣の家の買主が決まり
まもなく新しいファミリーが引っ越して来ました。
分譲住宅ですので
もれなくご近所付き合いがあるのは
当初から想定されていたことです。
しかし、リアルな場面においては
その知り合いは想定していなかった
残念な思いをすることになりました。
お隣さんは
エアコンの室外機の置き場所を
自分たちの視界からは目立たないところに設置しようと考え
家の裏側に取付けました。
お隣さんの敷地の中のことですの
室外機をどこに設置しようが
お隣さんの自由奔放です。
しかしながら
その設置場所が
知り合いの家の寝室の窓の前で
風向きによっては、室外機からの熱風が
寝室に向って到来するようになったそうです。
その結果、
それまで楽しみにしていた
自然の風での就寝はできなくなったのはもちろん
窓を閉めても室外機の動作音と
微妙な空気の振動を感じるようになったそうです。
こうなると
その人にとっては
就寝時の楽しみが無くなっただで済まず
安眠の妨害レベルです。
その後、
しばらくはその状態をガマンし続けたそうですが
どこの家庭にても絶大な権力を持つ奥様から
業務改善命令が言い渡されたため
お隣さんにエアコンの室外機の設置場所の変更を
お願いすることになりました。
当然、そのための移設費用は
知り合い側が負担することで。
もともと
全く悪気のなかったお隣さんはそれに応じ
間もなく室外機の移設に応じてくれました。
それにより、知り合いは
穏やかな就寝の時間を取り戻すことが出来たそうですが
そもそも、当初の室外機の設置の際に、
隣への配慮がなかったことが
知り合いの奥様の中には
わだかまりとして残ってしまったそうです。
これから先、
お隣さんとのお付き合いは長らく続くことでしょうが
イチモツを持つキッカケとなったという点では
エアコンの設置ひとつでもアナどれないものです。
沖縄に限らず
エアコンを使用する機会の増えた現世においては
気を付けたいものです。