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株式会社沖縄ネット不動産
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【不動産を買う】と言うこと、【売る】と言うこと。

不動産の購入と売却

おはようございます。

さて、
不動産を購入する目的の一つに
【環境を買う】と言うのがあります。

私たちの生活は、
周りの環境に影響を受ける部分が多々有ります。

今ではブラック企業扱いされますが
戦士として戦うサラリーマンが
翌日や翌週の鋭気を養うのはやはり家や家庭です。趣味が満喫できるのも家があるおかげ

また、大人に比べ感受性の高い子供たちが
勉強や遊びに専念できるのは
安心して過ごせる環境があるからです。

日本でも高級住宅街はありますが
外国では階級によって住む場所がきっちり分かれている国も有り
その階級によって、子供の学校の質、しいては将来の選択肢も
大きく変わると言います。

私たちが家を購入するのは
それらの環境をより安定的に手に入れるためでもあります。

しかしながら、現実は
いくら熟慮を重ね家を購入しても
実際に住んでみると
想定していた環境とは異なる場合もあります。

想定していた以上に素晴らしい環境であったり
残念ながら端から見ていた環境とは違っていたり
または、その後の変化によって、購入した当時からは
環境事情が変わってしまう場合もあります。

以前、不動産の売却のお手伝いをさせて頂いたお客様ですが
はやり子供たちのためにと
良い環境に素敵なお家を建てました。

購入に伴い大きな借金を抱えましたが
これで全てが順調に行くはずでした。

しかし、歯車は狂い出しました。

子供は学校に行かなくなり
悪い仲間と悪い遊びに手を染め
家に帰ってくるのは夜が明けてからでした。

良い環境を手に入れるために
少し無理をして高い土地と建物を購入したご主人は
これまで以上に頑張って働きました。

しかし、
そのうち事業が上手くいかなくなり
借金を抱えたまま亡くなってしまいました。

ご主人が亡くなり
住宅ローンを借りる際に加入していた
団体信用生命保険のおかげで、
住宅ローンの返済は無くなりました。

しかし、残念ながら
事業の失敗による借金は消えませんでした。

そのため、自宅を売却し
借金の返済に充てるという選択肢しか無くなりました。

借金の金額はかなり膨らんでおり
家を売却したお金で返済できるかどうか
ギリギリのところでした。

暫くして、
「購入したい」というお客さんが現れました。

売主さんにも了解を得た上で
売却にいたる経緯もお話ししましたが
購入の意思は変わりませんでした。

価格交渉もありましたが
借金は返済できる金額です。

その後、売買契約を締結し、
買主さんのローンも無事通り
決済を迎えることになりました。

引渡しを行なうための片付けが
前日まで掛かったため
売主さんは慌ただしいままの決済となりました。

所有権の移転登記の書類への署名・捺印が終わり
残代金が振込まれ決済が終了しました。

買主さんから振込まれた売却代金のほとんどは
あっという間に借金の返済で消えてしまいました。

しかし、奥様の肩の荷は下りました。

自問自答の繰り返しだったと思いますが
「これからまたやり直します」とおっしゃっていました。

その後、
年賀状のやりとりでしか近況は分かりませんが、
当時ワルに手を染めていたお子さんも家庭を持ったようで
今はお孫さんと会うのが楽しみのようです。

これからの人生も楽しまれて下さい。