新型コロナウィルスと沖縄のお盆

おはようございます。

強い日差しの影響で昼間は気温が上がりますが
太陽が沈むと夜のうちに気温がリセットされるので
夜中から朝にかけてはエアコン不要という日も多い沖縄です。

さて、7月下旬以降
新型コロナの感染者数が急増した沖縄ですが
世の中は夏休みに入っていますので、
今後、さらなる観光客の増加により
「感染者数が100人を超えるのも間もない」
と予想する人も少なくありません。

また、評論家の方々の中には
「これからお盆休みに入るので
県外から沖縄に帰省した人が
地元の高齢者に感染させるのが心配です。」
というようなコメントする人もいます。

しかし、
こういうコメントを聞くと
「評論家」の方々のレベルがあらためて分かります。

県外のお盆は
毎年8月13日～15日と相場が決まっていますが
沖縄のお盆は旧暦で行ないますので
この期間はお盆ではありません。

ですので、沖縄では
県外系の企業を除き
8月13日～15日は会社も通常営業しており
休みではありません。

ちなみに沖縄のお盆は
旧暦の7月13日～15日で行ないますので
今年は8月31日～9月2日がお盆になりますが
新暦と旧暦はリンクしませんので
沖縄のお盆は毎年日にちが変わります。

話は戻りますが
沖縄は感染者数が増えていますので
そんな中、わざわざ沖縄へ行くのを止める人が出てくるため
もう暫くすると感染者数は減少に転じていく
という人もいます。

「沖縄に避難に行ったつもりが感染して帰ってきた。」
では残念ですからね。

前回、緊急事態宣言が出たときのように
沖縄の人たちは自粛モードがちゃんと出来ます。

大切な年中行事である春先の清明祭でも
例年は親戚がたくさん集まるのを今年は控えました。

8月末からの沖縄のお盆も
例年行なっている親戚への挨拶回りや
夜中までの宴会も自粛することでしょう。

こうやって、沖縄の感染者数は
徐々に減少していきます。

春の清明祭、夏のお盆、
ご先祖様がちゃんと冷却期間を設け
沖縄を守って下さっています。