沖縄の不動産売買専門情報サイト|中古マンション|中古住宅|売土地|外人住宅|軍用地|収益物件|居抜き物件

沖縄不動産の売買情報

沖縄不動産の売買無料査定依頼

株式会社沖縄ネット不動産
9:00~18:00(定休日:日曜日・祝祭日)

取りっぱぐれリスク

おはようございます。

気温が10℃を下回ると
歩いたくらいでは体が温まりませんね。

さて、
以前ある同業者さんと
お話をした際のことです。

その同業者さんが管理をしている物件で
リフォームを行うことになったそうです。

リフォームの内容は
水回りから内装まで
おそらく200万円は超える予算です。

同業者さんが、
リフォーム業者さんに見積り依頼をしようとしたところ
リフォーム業者さんから 
「御社とはこれまで取引がありませんので見積り出来ません。」
と断られたそうです。

その同業者さんは
開業して5年くらいではありましたが
まさか見積りを断られるとは思ってもおらず
ビックリされてました。

リフォーム業者さんの言い分では
「工事が終わったのに代金を支払ってもらえないのが心配」
とのことでした。

確かに、リフォーム業者さんも
水回りの設備の購入や下請け業者さんへの支払いがあるため
万が一、取りっぱぐれがあると
大変なことになります。

このような時には
工事の契約時に
発注者側がリフォーム業者さんに前金を支払うなど
業者さんの取りっぱぐれリスクを
軽減することがあります。

今回もそれを検討するために
同業者さんが物件のオーナーさんに相談したところ
今度はオーナーさんから
「前金を支払うのはイイけれど
その後もしリフォーム業者さんが倒産したら前金はどうするの?」
と切り返されたそうです。

こうして、同業者さんは
物件のオーナーさんとリフォーム業者さんの
板挟みにあってしまったそうです。(苦笑)

どちらの言い分も分かりますが
こういう時は、お互いにリスクを被るしかないでしょう。

工事が完了したのに
前金以外の代金を取りっぱぐれる可能性がある
リフォーム業者さんのリスク。

支払った前金がボツになる
オーナーさんのリスク。

どちらもお互い様です。

あとは前金の金額を幾らにするかや
工事の進捗状況に応じて中間金を支払うか等の
細かい調整も出来るでしょう。

そうでなければ
はじめての業者さんとは
いつまで経っても取引が出来ないことになります。(笑)