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建築の際の接道は2メートルあれば大丈夫?(つづき)

同じ気温でも湿度が下がるだけで
爽やかな朝になった沖縄です。

さて
昨日の続きです。

住宅を建てるために土地を購入した人の話でした。

建築の際の接道は2メートルあれば大丈夫?

建物の工事が順調に進んで行くと
少しずつ気になることが出てきました。

それは
前面道路との間口の部分です。

この土地は間口が2メートルあり
建築基準法上も問題なく
建物を建てることが出来る土地です。

しかし
2メートルの間口と言っても
その両側には隣地との境界にもなる
フェンスを設置することになります。

フェンスの幅は、ブロック部分で
最低でも片側12センチは必要ですので
間口2メートルのうち両方で24センチは
フェンスのために使われることになります。

そうすると
間口2メートルのうち
実際に空間となって使える部分の幅は1.76メートルです。

これに対し
日本の一般的なファミリーカーの車幅は
約1.7メートルですので
余幅は6センチしかありません。(苦笑)

6センチしか余幅のない駐車場に
車を入れるのはレーシングドライバー並みの
テクニックを要します。(笑)

さらに
6センチの幅ですと
車の乗り降りも出来ません。

そうなると
間口2mの通路に駐車する車は
軽自動車クラスになるでしょう。

軽自動車は
車幅が約1.48メートルですので
約28センチの余幅が出来ます。

しかしながら
ちょっとオデブな人マッチョな人ですと
軽自動車であっても車の乗り降りや、
車の横をすり抜けることが出来ません。(苦笑)ダイエットが必要

ということで
建築基準法上の接道要件では
間口が2メートル以上有れば
建物を建てることは出来るからと言って、
間口2メートルの土地に飛びつくと
実生活上ではかなりの不便を強いられるお家になりますよ
というお話しでした。