テレビでは伝わらない令和も平成も変らない理想の上司

お湿り度合いのやや高めの
ナマ暖かい朝の沖縄です。

さて
よくテレビや雑誌等で
「理想の上司像」というテーマが
取上げられることがあります。

そのほとんどは
芸能人や著名人の中で
理想の上司とされる人をランキングしたものですが
いざ彼らが実際にビジネスの場面に立ったとき
その姿を貫き通すことが出来るかは不明なものです。

たとえば
沖縄ではその地域がら
テレビ番組の撮影等のお手伝いをさせて頂くこともタマにありますが
そこで会う お笑いの人 芸能人の方は、テレビで見る印象とは
全く違うことも少なくなりません。

以前、撮影のお手伝いをさせて番組では
現在も好感度な司会やMCとして活躍していらっしゃる人が
カメラ撮影が止まった瞬間に態度が豹変し
すっかり輩(やから)状態だったのが印象的でした。（笑）中○クンみたい（苦笑）

それくらい
テレビカメラの前で演出された世界と
リアルなビジネスの世界とは
全く環境が異なるということです。

以前の職場で
若い人たちに慕われている人がいました。

平成のビジネスの時代は
今の時代ではブラックと言われるような言動が
普通に飛び交っていた世界ですので
よほど懐が広くない限り
理想の上司なんてナカナカ居ないものです。

そのため
第一線の苦労の多い仕事には極力手を染めず
当たり障りのない立場の人が
敵も少なかったものです。

そんな中、その人は
第一線を預かる立場の上位の人でしたが
若い人たちからも慕われていました。

その理由は
若い人たちのチャレンジを後押ししていたからです。

たとえば
若い人たちがチャレンジする際に障壁となるものがあれば
それを取り除いて前に進む道を開いてくれました。

また、
どこかの自治体のように
成果は自分の手柄にしたり、
何か不都合なことや失敗があっても
部下や故人の責任にするようなことはせず、
安心してチャレンジ出来る環境を作ってくれていました。

しかし、
神様は残酷なもので
そんな良い人に限って健康を害し
早々と天国に逝かれてしまいました。

そんな人こそ
平成・令和と時代は変っても
ビジネスという戦場における理想の上司だと
今でも思っています。