おはようございます。
県外はいよいよ梅雨入りしそうです。
それに伴い沖縄は梅雨明けです。
これから長い沖縄の夏が始まります。
さて
不動産を購入したお客さんに対し
不動産業者が
「○○様とは長いお付き合いになりますね」
と言う場面をタマに見ます。
主に物件の引渡しの際ですが
このセリフ、どうもピンと来ません。
同様のケースでは
ディーラーで車を購入すると
営業マンから「今後お長い付き合いになりますね~」
と言われることがあります。
営業マンとしては
購入後の車の点検や車検、故障時の修理、
そして次の車への買い換えの時などに
お手伝いすることを想定して
「長い付き合い」と言っているとは思います。
しかしながら
今のご時世、車検はディーラーで無くても
カーショップやガソリンスタンドで安く済ます人もいます。
車を買い換える際も
同じメーカーの車を買うとは限りません。
結局、新車を購入してから
そのディーラーさんと一度も会うことはない人も
たくさんいるのではないでしょうか。
今のご時世、
行動の選択肢は
買い手側にあるものです。
にもかかわらず
「長い付き合いになりますね~」と投げかけるのは
一方的な思い込みのように感じます。
以前、中古住宅を購入されたお客さん、
引渡しの際に、不動産業者から
やはり「○○さんとは長いお付き合いになりますね~」
と言われました。
そう言われたお客さんの方は
「不動産屋のお世話にならなければならないほど
この中古住宅は劣化しているのか?」と
不安になっただけでした。
新築住宅を購入したお客さんも
住宅を販売した不動産業者から
「○○さんとは長いお付き合いになりますね~」
と言われました。
新築住宅も、新車と同様に
定期点検やメンテナンスがあります。
しかし、それから数年後、
その不動産業者は廃業してしまいました。
お世話になるどころか
今後のメンテナンス等で
迷惑をこうむることになりました。
沖縄の場合は
さんざん家を販売した挙げ句
ちょっと業績が悪くなった途端に沖縄から撤退した
県外系の業者さんの話はよく聞きます。
このような話をたくさん聞いていますので
「長いお付き合いになりますね」というセリフには
違和感があります。上から目線っぽいし