【物件状況等報告書】は不動産の告知書

緊急事態宣言が延長されたり
感染者数がリバウンドするのは
政府や役所が悪いのではなく、
夜遊びを控えない人たちの問題です。

さて、時代が変わり
世の中、整形に寛容になってきました。

整形大国の韓国では
昔から男の子が生まれたときに
アソコの皮を切る風習(割礼)があります。痛そう・・・

そんな歴史的な背景もあり
韓国ではTV等に出演するアイドルの多くは
男女問わず整形している人が多いと言われています。

最近は日本でも
アイドルや芸能人で
整形疑惑のある人が増えています。

整形疑惑自体をネタにしている番組もあります。

そんな彼ら・彼女らは
「整形して何が悪いの？」
と開き直っていらっしゃいます。（笑）

確かに、
見た目がアレよりは
ビジュアルが良い方が視聴者にも喜ばれます。

不動産も同様で
中古物件を売買する際には
現況のままそのものよりは
内装をリフォームしてピカピカな物件の方が
お客さんには喜ばれます。

中古住宅の場合は、とくに
キッチン・洗面所・浴室・トイレ等の水回りは
使用頻度が高く、使用感が出やすい場所です。

また、水回りは
不動産の購入について大きな決定権を持つ
奥様が使用する時間が長い場所ですので
どうしても目に付きやすいものです。

水回り以外にも
過去に雨漏りやシロアリの被害があった場所なども
リフォームで跡形無く直してしまうお宅もあります。

人間の整形の場合は、整形したかどうかを
曖昧にしたままゴマかし続けることも出来ますが
不動産の売買の場合は
売主にてリフォームした箇所や内容について
買主に説明する必要があります。

とくに、
雨漏りやシロアリの被害が
過去に発生したものであり、既に処置済で
再発していないものであっても
「過去にあったこと」として
買主に説明しておかなければなりません。

売主の心理としては
「もう過去の話なんだから、わざわざ話さなくても・・・」
と思うかも知れませんが、買主にとっては
重要な情報なのです。

不動産を売買する際には
売主に対し不動産業者が各種のヒヤリングを行ないます。

・雨漏り
・シロアリの被害
・内装の腐食等
・近隣との紛争
・事件事故
等の有無について確認させて頂いた内容を
【物件状況等報告書】という書類にまとめ
それを買主に説明を行ないます。

そのため、物件状況等報告書は
売主から買主への【告知書】とも呼ばれています。

過去のことや自分たちがマイナス評価になるようなことを
話したくない気持ちもよく分りますが
知っていることは全て話すようにしましょう。