週末は今年一番の寒波到来のようですので
体調管理にお気を付け下さい。
さて、
沖縄と県外との慣習の違いの一つに
新聞の訃報欄の扱いがあります。
沖縄の地方新聞では
紙面の1ページを使って
亡くなられた方の訃報の情報を掲載しています。
沖縄の地元の人やビジネスマンは
その訃報のページを毎日チェックし
知り合いや取引先等の関係者に訃報があると
通夜や告別式にはせ参じています。
日頃は「偏った情報誌」と揶揄され
何かと評判のよろしく無い沖縄の地方新聞ですが
この訃報の欄は県民の生活には欠かせない情報源として貢献しており、
沖縄の地方新聞が無くならない理由の一つとも
言われています。
そんな訃報のページを見ていると
最近は初老の方々や若くして病死される人の訃報を
見かけることも多く感じます。
かつては「日本一の長寿県」と言われた沖縄も
今ではかなり状況が変わったのを感じます。
また、生存はしていても
早々と認知能力が低下している人も
増えているように感じます。
以前、当社で管理していた物件の周辺にも
認知機能が低下しているとおぼしめし人が
いらっしゃいました。
年齢は70歳前後ですが
少し挙動が不審で
アチコチで立ちションをされます。
まるで犬のマーキングのように
電柱や家の塀に少量のオシッコを
放尿されます。
また、先日は別の場所で
やはり認知機能が低下していると思われる初老の女性が
外で放尿されているのを見かけました。
屋外での放尿という行動は
認知機能の低下の表れと
すっかり認識してしまいました・・・。
そう言う意味では、ゴルフ場でも
ラウンドの途中で立ちションをする人がタマにいらっしゃいますが
それも認知機能の低下につながっているかも知れませんので
どうぞご注意ください。(笑)
不動産のお仕事でも
高齢の方々と売買契約を締結することもよくあります。
その多くが、
ご自分が所有されている不動産を売却する
売主としての立場の方がほとんどですが
不動産業者としては、やはり認知能力が心配になります。
売主が認知能力の低下したままの状態では
不動産の売買は出来ないからです。
そういう意味では
不動産をはじめとする資産や財産の整理も
ボケてしまう前に行なった方が
自分の納得のいく結果に結びつきやすくなります。
人は本人の意思とは関係無く
着実に歳を重ねて行きますが
それにより、若いうちは出来なかったことが
出来るようになることだらけです。
しかし、一定の年齢を過ぎると
それまで出来ていたことが
徐々に出来なくなることも増えていきます。
また、以前は興味があったことも
体力や気力の低下とともに
すっかり興味が無くなってしまうこともあります。
そう考えると
今の自分の価値観や考えに基づき行動したり表現することは
自分が生きたあかしの一つでもあります。
人生の短い旅には
今しか出来ないこともたくさんあるはずです。