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円満でない相続で円満に不動産を売却する方法

円満でない相続で円満に不動産を売却する方法

前線の通過に伴い
明日は大荒れの天気となりそうな沖縄です。

さて、不動産と相続とは
密接な関係があります。

亡くなられた親御さんが住んでいた実家や住まいを
もう誰も住む予定がないため売却するという話は
いつの時代でもあるものです。

相続人である子供たちの関係が良好であれば
売却したお金を、みんなで公平に分け
それで相続は円満に終了します。

しかしながら
いかに良好な関係であっても
配偶者という第三者が口を出すと
円満な相続も得てしてモメる相続に成り下がります。


死ぬ前に親の面倒を一番見たのは誰だと思ってるの!

わざわざモメるような爆弾を落とすのは
大体は配偶者(嫁)です。(苦笑)

またそれ以外にも
「何かのきっかけで兄弟の関係が悪化している」
というケースも意外と多いものです。

そうなると
お盆や正月に兄弟や親戚が集まって
ご先祖様に感謝するという慣習がより強い沖縄でさえも
「何年も口をきいたり顔を合わせたことが無い」
という状況になります。

そういう状況が続いた中で
親が亡くなると、相続分の分け前について
高い確率でモメるものです。

相続財産の中に
実家や土地などの不動産があると
それを売却した上でその代金を分けることになるのですが
相続人間の関係がモメていると、
売却に向けた動きもなかなか進まないものです。

ですが、
相続税は相続の開始の翌日から10ヶ月以内に申告をしなければなりませんので
モメている状況でもありません。

相続の対象となる不動産の立地や条件等によっては
売却に時間が掛る場合もあるため
売却に向けた手続きは早めに進める必要があります。

そこで、相続でモメている方々には
「相続の取り分でモメる話と不動産の売却の話は切り分けて考えて下さい」
とアドバイスをさせて頂くことがあります。

相続人の皆さんの分け前を少しでも増やすためには
不動産は出来るだけ高く売却した方が良いです。

そのためには
余計なコストを掛けずに
また良い条件での購入の話があったときには
商談をスムースに纏めた方が良いものです。

良い条件での商談を逃すと
次のチャンスはなかなか訪れないこともあります。

それらを実現するためにも
不動産の売却の際の窓口として
誰か代表者を決めて頂くようお願いをしております。

相続人の中で窓口を一本にすることによって
スムースにかつタイムリーに商談を進めることができ
結果的に良い条件で売却できる確度が上がります。

以前、やはりモメている相続人で
代表者を決めて頂くことが出来ず
売却についての窓口が複数になったことがありますが
商談とは関係の無い部分で足の引っ張り合いが有ったりと
苦労したことがあります。

不動産の売却は
不動産屋がお願いして行なうものではありません。

売主様の事情を汲んで
より良い条件で売却できるよう
不動産屋がお手伝いさせて頂くものです。

そのためには
売主様の協力が頂けることが前提となります。

売主様同士が
足を引っ張り合っているようでは
お手伝いは難しくなります。

先程も書きましたように
相続の分け前と不動産の売却の話は切り離し、
不動産の売却については少しでも良い条件で売却できるよう
不動産業者と相続人で決めた代表者に任せた方が
結果的に自分たちもお得です。