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沖縄不動産バブルで泳ぐ業界

ダムの貯水率は既に93%越えの沖縄です。

さて
先日、国土交通省から
昨年度の新築住宅の着工戸数が公表されました。

国交相のHP:https://www.mlit.go.jp/report/press/joho04_hh_001030.html

それによると、沖縄県は
総戸数では前年から減少となっています。

沖縄県は過去5年間
この総戸数は右肩下がりで
減少となっています。


あれ、沖縄って不動産バブルじゃなかったんでしたっけ。あはっ

ご安心ください。

総戸数のうち減少しているのは
主にアパート等の賃貸向け住居です。

スルガ銀行のかぼちゃの馬車事件以来、
ご多分にもれず、沖縄でもアパート等の賃貸住宅への
金融機関の融資が厳しくなりました。

それにより、これまでは
購入価格の全額融資もアレだったものが
一定の自己資金を持っていること等の
融資の条件が厳格となりました。

また、近年はコロナの影響や
資材や人件費の高騰により
建築費がすっかり高くなり
投資に対する利回りも低くなっています。

これらの背景もあり
沖縄での賃貸住宅の着工件数が減少しています。

しかしながら、これに対し、
新築の一戸建ては増加しており
現在はこれが沖縄の居住用不動産の供給を
牽引している状態です。

そんな新築の一戸建てのうち
沖縄でもここ数年は木造住宅が
ウナギのぼりで増加しています。


沖縄で木造って大丈夫なんですか?あはっ

南国独特の気候と環境の沖縄では
台風やシロアリ等の面で
木造住宅に対する不安を抱える方が
多いものです。

ですが
住宅メーカーさんによると
最近の木造住宅は
台風・シロアリ・地震・省エネ等への対策は
考慮されているとのことで
それを理解した上で、価格の面から
木造住宅を選ぶ人が増えている状況です。

ちなみに、沖縄で増えている
県外系のメーカーの木造の建売住宅によっては
テレビアンテナ・カーテンレール・照明・網戸等は
最初からは設置されておらず、
購入者自らで設置・手配する等
オプション扱いとなっているケースが多いので
ご購入の際はご注意下さい。

有事や天災や疫病の流行等がない限り
沖縄の不動産バブルは
まだしばら続きそうな気配がします。