25℃を超えた週末には、
半袖・短パンで歩いている人も見かけた沖縄です。(笑)
さて、
今から20年くらい前のことです。
ある晩、
当時1才だった子供が急に熱を出し
少しグッタリした様子となりました。
子育ての経験も浅かった私たち夫婦は
オドオドしながらも
ひとまず夜間でも受入れてくれる病院を探し
車で連れて行きました。
夜間の救急外来で診察をしてもらうと
夜勤担当の医師から
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これは入院になります。
と言われました。
そのお医者さんいわく
チ○チンから細菌が入ったので
入院してその細菌をやっつけなければならない
とのことでした。
当時はまだ県外に住んでおり
どこの家庭でもある話ですが
近くに身寄りのいない中
小さな子供を2人抱えている私たち夫婦も
困ってしまいました。
今から入院となれば
当然、親も付きっきりとなりますが
そうなるともう一人の子供の面倒は
誰が見るのか。
かといって、
このまま入院しなかった場合に
子供の体に何かあったときはどうしよう。
当時はまだスマホもない時代でしたので
ネットでその場で色々と調べることも出来ず
私たち夫婦二人だけで結論を出さなければ
ならない状況でした。
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どうしよう・・・
なかなか結論の出ない中
待合コーナーで待っていると
近くの階段付近から声がしました。
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先生、先日はどうもありがとうございました。
おかげさまで助かりました。
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いや、どういたしまして
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これはお礼の気持ちですので
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そんなことしてもらったら困ります
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ほんの気持ちだけですので、どうぞ
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そうですか、うひょひょ
その後、
手ぶらで軽い足取り歩いて行く医師の姿を見て
悟りました。
謝礼金・・・・
私たち夫婦は顔を見合わせ
決めました。
「入院は止めよう」
結局、その晩は薬を処方してもらい
家に連れて帰り
様子を見ることにしました。
そして、もし
症状が良くならなくても
次は別の病院に連れて行こうと。
その後、幸いにも
子供の熱も下がり、
すっかり元気になりました。
何かに迷ったり困ったときには
真剣に考えれば考えるほど
とかく視野が狭くなるものです。
そんなときこそ
ひと呼吸して周りを見渡すと
そこに解決の糸口が見つかることもあります。
私たちの場合は
「うひょひょ」のお医者さんが
解を導いてくれました。(笑)そんな子供もすっかり大きくなりました