郵便料金の値上げを機会に不動産ルーチンを見直しやがれ！

夜中に降る雨が
朝方の空気を心地良くしてくれる沖縄です。

さて
値上りブームが到来し
便乗値上げもあちこちで発生しています。

また、
ちまたのお店も
これまでの「お客様は神様」から脱却し
強気な経営に転換するところも増えています。

ですので、現在は
お店で少しでも不満を口にしようものならば
クレーマー扱いは必須ですので
とくに50代を過ぎた初老の方々や
一言言わないと気が済まないというタイプの方々は
注意が必要です。（笑）

その一方で
企業は人材の確保にも苦労しており
給与や待遇面でもすっかり働き手側に
傾いて来ています。

そうしないと
雇用の募集もままならない状況です。

ですので
最近は週休2日の不動産屋も増えつつありますし
中には「昼休み」と称して
昼食時の1時間は
お店をクローズするところも出てきています。

そう言う意味では
現在の経営者は
会社の利益と社員の両方を守らなければならないという
難しい立場に置かれています。

しかしながら
世の中の景気というのは
振り子の法則に従い
必ず浮き沈みがありますので
現在のような売り手市場もそのうちに転換し
「働きたくても雇ってくれる会社が無い」とか
「お客さんが商品を買ってくれない」という
厳しい社会にいつかは戻ることになるでしょう。

話が少し変わりますが
10月から郵便の料金が
一斉に値上げとなります。

84円の封書郵便が
110円に値上げするなど
約13~25%の上昇率です。

郵便局HP:https://www.post.japanpost.jp/service/2024fee_change/index.html

不動産の業務でも
たくさんの郵便物を発送します。

賃貸の管理を行なっている不動産屋は
物件のオーナーさんに対し
家賃の入金状況を毎月郵送したり、
水道メータの検針を行なっているところは
検針結果とその請求を毎月郵送で行なっています。従業員がが手でポスティングするところもありますが

また、売買・賃貸ともに
契約書類のやりとりでは
レターパックなどの
相手方への着実な到達を担保出来る
郵便物もよく使います。

今回の郵便料金の値上げは
それらへも軒並み反映されることになりますので
費用的にもそうですが
精神的な負担も大きくなります。

そこで
従来は紙で郵送していた
報告書や請求・領収書などの書類を
メールでの送付に切替える不動産屋も増えています。DXナンチャラ

確定申告などの税務手続きにおける
エビデンス書類も電子データの保管で
問題ありません。

大量の紙での保管の時代から
ようやく解放が始まります。

こうして
せっかく郵便料金の値上げをしても
郵便の利用者が減少し
結果的に売上げ・利益が減少するという
タバコの値上げによる税収の減少と
同じような状況が起こる可能性があります。

街の不動産屋さんも
今回の郵便料金の値上げを機会に
業務のスタイルを見直す良いチャンスです。郵便局さんゴメンナサイ・・・