沖縄の首里にある不動産屋の不動産売却・相続相談の情報サイト|中古マンション|中古住宅|売土地|外人住宅|軍用地|収益物件

沖縄不動産の売買情報

沖縄不動産の売買無料査定依頼

株式会社沖縄ネット不動産
9:00~18:00(定休日:日曜日・祝祭日)

不動産を売却する際の○○は墓場まで持って行けません

急な寒の戻りにアレも縮こまる沖縄です。。

さて、
不動産を売却する際に
不動産屋は売主に色々なヒヤリングを行ないます。

その際、
物件のセールスポイントなどの
プラスの内容だけで無く
売却理由などの突っ込んだ話や
物件のマイナス面についてもヒヤリングさせて頂きます。

これは
不動産を売却する際の流れの一環として
売主が知っている情報を
買主に告知するものであり
契約上は「物件状況等の報告」という手続になります。

ヒヤリングの内容としては
たとえば、これまでの雨漏りやシロアリ被害の有無や
給排水管の不具合や漏水の有無などの
物理的なものがあります。

また、それ以外に
周辺を含めた事件や事故の有無など
不動産の売買の際に
心理的に影響しそうな項目についても
売主にお尋ねします。

売主さんによっては
それらのヒヤリングをしているうちに
徐々に気分を害されていく人もいらっしゃいます。

そりゃそうですよね。

売主としては
不動産をより高い金額で売却しようとしているのに、
セールスポイントだけでなく
マイナス面の有無まで聞かれて
何だか自分の不動産にイチャモンを付けられているような
気分になるのも理解出来ます。

しかし
先程も書きましたように
売主には自分が知っていることを
買主に告知する義務があります。

とは言え、売主の心境としては
その不動産についてのマイナス面を話すことは
「買い手が見つかりにくくなるんじゃないか」とか
「安く買い叩かれるんじゃないか」と
情報をオープンにするのをためらいたくなるものです。

その結果、


これくらいはバレないだろう

 

と思ってナイショにしていても
物件を引渡しした後に


実はオタクの家は○○なんですよ

 

とご近所からの情報で
ナイショにしていた事実が
いとも簡単にバレるのはよくあることです。

そうなると
事態はもっと大変なことになります。

内容によっては
売主の「告知義務違反」となり
損害賠償の対象となることもあります。

そうすると
何のために不動産を売却したのか分からなくなりますし
そのような形で売却された不動産もかわいそうです。

そうならないためにも
売主が知っているマイナス面も
勇気を持って不動産屋に伝えましょう。

マイナス面を告知したことによって
売却に時間が掛かったり
相場よりも高い価格での売却は
難しくなることもありますが
そこは不動産屋を信頼して任せましょう。

よく、政治家や公務員は
自分の悪事を墓場まで持って行くと言いますが
不動産の告知内容は墓場までは持って行かず
次の所有者にバトンタッチする際に
スッキリさせてあげましょう。

その方が
売却される不動産にとっても
気が軽くなるものです。

不動産も生きものですから。