夜中にサッと降る雨のおかげで
朝晩が過ごしやすい沖縄です。
さて
商売がうまくいく秘訣のひとつに
「直ぐすること」というのがあると言われています。
これは商売だけでなく
人間関係においてもそうです。
子供の頃、両親や同居していた祖父母から
「○○をやっておいて」と頼まれると
直ぐにそれが出来るのが自然なことでした。
また、それを直ぐにやったことで
お菓子などのご褒美をもらえたりすると
それが嬉しくて、次に頼まれたときも
また直ぐにやることを繰り返し
良い習慣が自然と出来るようになっているものでした。両親や祖父母に感謝
しかし、歳を重ね反抗期になると
人から指図されるのがウザくなり
たとえ手が空いていたとしても
「後でヤルから!」と反抗して
直ぐにはやらない態度を取るようになりました。
しかし、所詮、
子供の口答えみたいなものですので
「後でヤルから!」と後回しにしたことを
すっかり忘れてしまい、
両親や祖父母をガッカリさせることが何度もありました。
その後、社会人になると状況は一転、社内や社外から
新しい依頼が割込みで入って来るのが当り前の環境になります。
そうすると
もう優先順はぐちゃぐちゃです。
中でもメールやFAXなどの形が残る形式での依頼ならまだしも
電話など口頭での依頼は割込みの中でも
もっともタチの悪い部類です。(苦笑)
その後、徐々に歳を取り
脳ミソのメモリーがいっぱいになって来ると
割込みの仕事への対応が徐々に億劫になってきます。
「後回し」にすると
高い確率で 失禁 失念していまいますし
例え記憶に残ったとしても
その記憶自身が脳ミソの負担となり
処理能力の低下につながるようになります。
ですので
ある程度、歳を重ねてくると
言われたこと、気が付いたことは
子供の頃のようにサッサとこなしてしまった方が
脳ミソの負担軽減になりますし
何より頼まれた相手にも喜ばれます。
話は少し変わりますが
不動産の売買において
口頭で約束を交わす人がいるのを
見受けることがあります。
ほんのちょっとしたことであれば
それでも良いのですが
境界の確認や上下水道の敷設など
不動産の売買においてはかなり重要なことを
それは後でウチでやっておきますから
と口約束だけで済ますケースも見受けられます。
これは非常にキケンですので
文章などの何らかの形で残すようにしましょう。
不動産屋も
高齢の人が多い業界ですので
脳ミソのメモリが結構アレな場合も多いものです。(笑)
また、年齢の若い不動産屋であったり
ウチは正直不動産ですから
と名乗る人たちであっても
数年後にはその不動産屋がどうなっているかは
分からないものです。
そもそも不動産屋は「せんみつ」と言われるように
ウソをつくのが得意な人たちの業界ですので
口約束の反故も日常茶飯事であることをお忘れ無く。
息を吐くようにウソをつく・・・