雨が降ったり暖かくなったりの繰り返しは
花粉が大量に飛散する前兆です・・・
さて、
高額なお金が動く不動産の売買では
お金のやりとりは基本的に振込みです。
しかし、手付金については
契約締結と同時に受け渡しをするのが基本ですので
手付金だけは現金で授受することもよくあります。その場で数えるのも大変ですが
不動産業では
不動産の売買以外にもリフォーム工事など
高額の代金の支払が発生するケースがあります。
以前よりお付き合いのあるお客様で
金額の大小にかかわらず
とにかく代金の支払が早い方がいらっしゃいます。
例えば、
作業を依頼した業者さんからの請求書には
「支払期限:月末」となっていても
そのお客様は請求書を受取ったら、
すぐに振込みをされます。
今はネットバンキングが主流ですので
請求書を受領したら即日の支払いが可能です。
そのお客さんは
キャッシュフローの心配もないくらいの人なので
即座に支払えるのかも知れませんが
だだそれだけの理由ではありません。
あるとき
と聞いたところ
とのことでした。
そのお客さんは、以前自分で事業をしていたときに
作業が完了しても発注者からナカナカ代金を支払ってもらえなかったりと
イヤな思いを散々してきたそうです。
だから、自分が支払う立場になったときは
そうしないように心掛けているとのことでした。
また、
請求を受けたものを即座に支払った方が
頭の中からそれを消去できるので、
自分の脳の負担軽減にもなる
とのことでした。
世の中には
キャッシュフローの都合上、やむを得ず
支払の時期をやり繰りせざるを得ないケースもあります。
しかしながら、中には
そういう理由もないのに、わざと支払を遅らしたり
振込手数料分を勝手に差し引いたりする人もいらっしゃいます。
いつかは支払わなければならないものは
感謝を込めてサッサと支払った方が
手元を離れて行くお金にも喜ばれると思います。
悪意を持って支払ったお金よりは
喜んで支払われたお金の方が
仲間を連れて戻って来てくれる可能性が
高いのではないでしょうか。