沖縄の不動産はバナナにならない

沖縄は9月もまだまだ夏が続きますが
コロナの影響で、今年もレジャー感は薄いですね。

さて、
新型コロナの感染拡大が始まった当初は
これまで経験したことの無い事態と言うこともあり
経済が大混乱しました。

その影響で
不動産もご多分にもれず
価格が下がりました。

観光や旅行は軒並みキャンセルとなり
旅行・宿泊関連の収入を見込んでいた不動産は
収入が大幅に減りました。

また、店舗等も
お客さんが激減し
家賃が支払えないテナントも続出しました。

新築のマンションや一戸建ても
将来の収入の不安から
購入を見送る人も出ました。

その後、
コロナの第一波が収まり始めても
世の中は様々なことは引き続き自粛モードでしたが
不動産に関しては、購入需要が戻り始めました。

近年の人手不足や建築費の高騰により
新築物件の供給が減少すると
中古物件の需要が増え
不動産の価格がまた上がり始めました。

しかし、
人の脳ミソは都合の良いもので
不動産を購入しようとする人は
当初の価格が値下がりしているイメージだけが残っており
また、不動産を売却しようとする人は
コロナ後に価格が値上がりしているイメージが残ってます。

県外のお客様からの問合せでも

沖縄もコロナで色々と大変でしょう。
不動産もかなり安くなっているんじゃないの？

という内容のものも多いものです。

そして

バナナのタタキ売り状態の不動産があれば買うよ。

とお声掛け頂くこともよくありますが
残念ながら、沖縄の不動産はバナナではありません。（笑）

タタキ売りの不動産は見つからないものです。

それどころか
いまだに高値安定です。（笑）

しかしながら、
不動産を早めに売却したい売主さんは
いつの時代にも必ずいらっしゃるものです。