夏のような暑さから
急に涼しくなった沖縄です。
さて、
部材の高騰や人手不足で
沖縄も新築の不動産がすっかり高値安定となっています。
そして、それに引っ張られる形で
中古物件も高値が続いています。
しかし、中古物件は
既に存在する物件から選ぶことができため
比較的ロケーションの良い物件も多いものです。
また、既に形があるため
選びやすいというメリットもあります。
そんなこともあり
中古物件は根強い人気があります。
そんな中古物件のうち
最近は築年数はある程度経過しているが
室内がリフォームされた中古マンションが増えています。
壁・床・天井の貼替えをはじめ、
キッチン・洗面室・浴室・トイレなどの水回りも
新品交換されているお部屋は、
ほぼ新築同様の状態です。
また、最近は
床下にある専有部分の上下水道の配管も
新品に交換しているお部屋もあるため
築年数の経過した中古マンションで懸念される
下水配管の詰りや上水道の水圧の低下や
配管からの水漏れ等の心配も無く
安心です。
しかしながら
築年数の経過したマンションには
その他にも心配事がいくつかあるものです。
外壁や屋上等からの雨漏りですね。あはっ
確かにこれらの防水・補修が行なわれていることは
そのマンションの資産価値そのものに関わる
重要な話しです。
ですので、
これらが行なわれていること
あるいは計画されていることは大前提として、
それ以外に見落としがちなのはエレベータです。
中古マンションのエレベータは
築30年頃になってくると
故障時の際の交換部品がなくなってきます。
交換部品が無いと言うことは
修理ができないということになり
それはエレベータが使えないと言うことを意味します。
エレベーターの保守会社のほとんどは
エレベータの製造中止後、一定期間は
交換部品を自主的に保有しているものです。
ですがこれらも底をつくようになると
いよいよエレベータそのものを
更新しなければならなくなります
そしてエレベータの更新に伴い
エベータが全く使えない日が
生じることになります。
複数のエレベータがあるマンションは良いのですが
1台しかない場合は、その間
階段を使わなければなりません。
時には重たい荷物をもって
階段を登らなければなりませんので
上層階の居住者や高齢者はとくに大変です。
室内はフルリフォームされていても
エレベータがリフォームされていない
築古のマンションは
エレベータの更新時期や更新の有無も
合わせて気に留めてみて下さい。