沖縄の首里にある不動産屋の不動産売却・購入・相続相談・情報サイト|中古マンション|中古住宅|売土地|外人住宅|軍用地|収益物件

沖縄不動産の売買情報

沖縄不動産の売買無料査定依頼

株式会社沖縄ネット不動産
9:00~18:00(定休日:日曜日・祝祭日)

マカ不思議な不動産

歳を取ると怒濤のごとく月日が経過して行きますね。

さて、
不動産には色々な法律や条例が関わっていますが
それらは、不動産の利用に伴う安全や防災や秩序等を保つための
決めごとです。

これらの存在を念頭に
まちをゆっくり探索していると
まちの風景や特徴が、
地域ごとに変化しているのを感じるときがあります。

例えば
都会の真ん中では
高い建物が乱立しており
そんな中に一戸建ての住宅は
なかなか見つからないものです。

また、繁華街と呼ばれる地域には
色々な種類のお店が連なっていますが、
そんな繁華街の中に学校があると
その周辺にはいかがわしいお店は出店することは出来ません。

しかし、
昔から「例外の無い規則はない」と言われるように
どんな法律や規則にも
律しきれないものが必ず存在するものです。

例えば
先日、ある地域を歩いていたところ、
気になる建物がありました。

その地域は
区画整理に伴う【地区計画】という
取り決めのある地域です。

【地区計画】とは
県や市町村よりももう少し小さい
地区レベルでの良好な街づくりを規定したもので
・公園や道路の設置
・建物の用途
・高さ
・容積率
・使用する色彩
・前面道路から壁面までの距離
・隣地との建物の間隔
等について、地域の特性に応じて
細かく定められています。

そして、その地域は
商業の活性化を促進する地域であり
道路に面した建物の1階部分は
店舗や事務所等のみが許されるという地域でした。

そんな中、
店舗や事務所の連なる中で
1軒だけ住宅がポツンと建っていました。

確か、この地域で
住宅が許されるのは
2階部分から上のはずです。

この地域で建物を建てる際には
【地区計画】に適合した建物以外は
当然、建築確認もOKが出ないはずです。

にもかかわらず
どうやって建築のOKが出たのかが
マカ不思議です。

不動産屋という職業柄、
もしこの建物が売却されることになった際に
このまま住宅として販売できるものなのかどうか
勝手に心配してしまいました。余計なお世話

まちを歩くとき
興味を持って土地や建物を見ていると
色々な発見もあり
結構楽しいものです。