一週間近く雨降りが続き
体にもカビがはえてきそうな沖縄です。。
さて
昔からのことわざに
「短気は損気」というのがあります。
文字通り
「短気を起こすと自分が損をする」
という意味合いですが
ビジネスにおいてもまさにその通りです。
とくにここ沖縄では
人と人とがどこかでつながっていることも多いので
他人の運転する車にクラクションを鳴らしたら
その人は取引先の関係者であることが判明し
その後お客さんとの関係が気まずくなった
ということもタマに聞きます。
ですので
沖縄で車を運転中に
クラクションを鳴らしそうになったときは
深呼吸をして冷静になる能力が求められます。(笑)あおり運転なんてもってのほか
しかしながら
不動産業界においては
お客さんをアオるテクニックとして
わざと短気をつくろうことがあると言われています。
例えば
商談の最終の段階で、お客さんが
不動産の購入はやっぱり見送ろうとしているときに
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お客様にはこれまで散々時間を掛けて対応してきたのに、
今さら「買わない」は無いでしょう!
と営業マンが短気な態度を見せるのです。
すると
これまで丁寧に対応してくれていた営業マンの態度の急変に
お客さんはビックリし、
「きっと自分が悪いことをしているんだ」
と錯覚を起こす人もいらっしゃいます。アジさんもびっくり
そして、
そういうお客さんは、その場の雰囲気から、
何となく不動産を購入しなければならない心境になり
その流れのまま購入してしまう、
という手法なのです。
すべて不動産屋の計算通りです。
しかし、ここで大切なのは
短気な態度を見せるのは
「ほんの少しだけ」ということです。
短気な態度が多すぎると
お客さんに罪悪感は生まれず、
単に「不動産屋に脅された」だけになります。(笑)
このように
短気と強気を上手く使い
お客さんの心理をコントロールし
不動産を売買するのが得意な不動産業者も
世の中にはたくさんございます。