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株式会社沖縄ネット不動産
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自然を味方にする不動産屋・敵にまわす不動産業者

県外でぞくぞくと梅雨入りの便りが届くようになると
梅雨明けが近くなる沖縄です。

さて、県外でも
ゲリラ豪雨の被害のニュースが流れているように
今年の梅雨は「しとしと」ではなく
強い雨が降る傾向があります。

その強い雨が何日間も降り続いたり
突然豪雨が始まったりします。

その影響で
不動産の現場も
影響を受けています。

不動産の現場は基本的に屋外ですが
雨が降ると出来なくなる作業もあります。

沖縄に特徴的な
コンクリート造の建物で
基礎や壁等にコンクリートを流し込む際は
水分の比率や強度の関係で
雨が降る日は作業が出来ないものです。

また、最近沖縄で多い木造の住宅でも
柱や梁に使用する木材は
多少の雨に濡れても
後に自然乾燥させる時間があれば
それほど大きな影響はありませんが、
壁等に使用する合板などは
出来るだけ濡らさないようにしなければなりません。

また、コンクリート造・木造に限らず
断熱材に使用するグラスウールや
壁に使用する石膏ボードなどは
雨水厳禁ですので、雨が降る日は
施工が出来ません。

このように
雨が降る日、降りそうな日は
やむを得ず現地工事をストップさせるのですが
そうすると延期した後の作業者の確保にも
調整が必要になります。

現場作業者の方々も
一日単位で色々な現場をハシゴしていることも多いため
「雨のため本日作業が出来なかったぶんを、明日作業して下さい」
と言われても、直ぐに対応出来ない場合もあります。

そうなると
「たった1日の雨が降ったお陰で作業が1週間延びる」
ということも珍しくありません。

こうして
天気の影響で、現場の工事が遅れ
しいてはお客様への引渡しも遅れてしまう
ということもあるのですが
今年の沖縄の梅雨は強い雨が続いていますので
多くの現場で、工期に大幅な遅れが出てきています。

建物の建築主によっては
「引越し業者を手配済なので・・・」という方や、
「運気の関係でこの時期の引越しでなければダメ」
という方もいらっしゃいますので
工期の遅れ・引渡しの遅れは
悩ましいところです。

しかしながら
さすがの不動産業者でも
自然現象にはどうすることも出来ません。

とくに不動産業者というククリにおいては
緑の山林を削り宅地分譲をするなど、
日頃から自然破壊に加担してしまっていますので
そんな自然はなかなか味方をしてくれないものでもあります・・・。