県外では早くも梅雨明けが始まったようですが
今年の夏は色々とアレですね。
さて
昨日の続きです。
不動産のオーナーさんや売主さんから
「知り合いの業者さん」を紹介されるケースについてです。
不動産の仕事では
同業者さんから業者さんを紹介して頂くことが
タマにありますが、同業者さんの場合は
仕事上、同じ悩みを抱えていますので
得てしてお任せできる業者さんを紹介して頂けるものです。
しかし
不動産のオーナーさんや売主さんから
紹介頂く業者さんの場合は
仕事の質の部分が全く未知数です。
当然、しっかりされている業者さんも
いらっしゃいますが、中には
アレな業者さんも多いものです。
とくに、
オーナーさんや売主さんと知り合いというがために
本来であれば存在するべき「仕事の発注者と受注者」という感覚や
「仕事に対する緊張感」が薄いことも多々有ります。
そのような業者さんは、
オーナーさんや売主さんと
直接つながっているという感覚があるため
現場作業に入っても
不動産業者の言うことなど
なかなか聞かないものです。(苦笑)
以前、オーナーさんの知り合いの
またさらに知り合いという業者さんに
作業をして頂いたことがありますが
その業者さんは、オーナーさんと顔見知りでないぶん
ヤリたい放題でした。(笑)
例えば、
作業の範囲を自分たちで勝手に線引きした上で
それ以上の要求があると
すぐに追加料金の請求があります。
さらに、何かに付けて
「オレたちはヤレと言われたからやっているのであって
アレコレ文句を言われる筋合いは無い」
と逆ギレしていらっしゃいました。(苦笑)
もうこうなると
不動産屋の言うことなど
聞く耳もありません。
知り合いの業者さんは
急な依頼でも直ぐに対応してもらえるなど
臨機応変さがキモですが
「知り合い」であるがために
思う存分ヤラれては本末転倒事故です。。
今の時代、
発注者と受注業者は、上下の関係では無く
仕事におけるパートナーの関係でもありますが
仕事の質を保つためには
最低限の緊張感は必要なものです。