台風接近中にも関わらず
今のところ良い天気の沖縄です。
さて、県外で
また不動産会社が新聞沙汰になりました。
沙汰の内容は
土地の売買に際し
敷地内に廃棄物が埋まっているのを
知っていたにも関わらず
土地には何も埋まっていません
とウソの説明をし
宅建業法違反で逮捕されたものです。
事件が発覚したのは
土地を購入した人が、数年後に
住宅を建てようと工事をしたところ
地中から大量の産業廃棄物が出てきたことによるものです。
逮捕された不動産業者も
買主が住宅の工事で敷地を掘れば
間もなく産業廃棄物が出てくることは
容易に想像ができたハズです。
ですが
それを承知で売買したのは
理解に苦しむところです。
もしかしたら
もっと深く埋めとけば良かった・・・
と後悔していらっしゃるかも知れません。(苦笑)
敷地に埋められていたのは
他の現場で解体工事をした際に出てきた産廃のようですので
この不動産業者は、宅建業法違反に加え、
廃棄物処理法違反の容疑でも
取り調べを受けることになります。
新築神話が存在する日本では
既存の建物の解体、そして
敷地の造成工事がアチコチで実施されています。
この解体・造成の業者さんですが、
なぜか、解体したものを
地中に埋めてしまう性質があります。(笑)
とくに年輩の業者さんは
発注者側が意識して注意をしないと
何の抵抗もなく、サッサと地中に埋めてしまうものです。
そう言えば
以前、中国でお隣の大国で、
高速鉄道の脱線事故があり多数の死亡者が出た際に
事故原因が判明する前に、国の指示で
現場に穴を掘って事故車両を埋めていましたね。(笑)
また、反社の方々も、
粗相があったり、抗争があると
人を地中に埋めてしまう風習があります。。
不動産会社も
アレな会社も多いため
地中に廃棄物を埋めてしまうことに対し
何の抵抗も感じないのかも知れません。
沖縄でも、
戦後に建てられた古い建物の解体や
建替え工事が、今後も長らく続きます。
その際、
産業廃棄物の処理の負担を少しでも軽減しようと
敷地に穴を掘って、アレしてしまう業者さんが
続出しないよう改革が必要です。
ちなみに
解体工事に伴う産業廃棄物を適正に処理しようとすると
そのぶんの費用が掛かりますので
工事のコストは大幅に上がり
その負担は工事の発注者となります。
今回は、その発注者が
不動産業者だったため、儲け優先で
誰も引き止めることがなかったと想像します・・・