週末はゴキゲン斜めな天気となりそうな沖縄です。
さて
世の中に氾濫する不動産の広告。
そんな不動産の広告も、
ひと昔前は新聞やチラシなどの紙媒体の広告が
中心でした。
今はもう見かけませんが
以前は、新築物件の見学会の広告で
体の前後に看板広告を羽織り
サンドイッチ広告をしていた会社もありました。(笑)サンドイッチマン
その後、インターネットの普及により
現在はネット広告が主流になり
その付加機能として
ライブカメラやバーチャルビューで室内を確認し
申込みをするお客さんもいる時代です。
しかしながら
そんな時代であっても
不動産業界は紙広告の文化が
根強く残っています。
今でもポスティングに力を入れている
不動産業者も少なくありません。
また、
電柱に物件の広告を貼付ける
【電ビラ(電柱広告)】という広告手法がありますが
これに力を入れている
不動産業者もあります。
電ビラは、
景観を悪くするばかりでなく
そもそも違反行為なのですが
相変わらず健在です。(笑)
不動産の広告に限らず
電ビラなどの違反広告に対しては
市民から役所等に通報が入ることがあります。
不動産の電ビラ広告の場合は
広告の規制に係わる公正取引協議会が
パトロールなどの取り締まりを行なっており
違反の会社には改善の措置を行なっています。
そうなっては
会社のイメージに傷がつきますので
不動産の電ビラ広告には
会社に取り締まりの足が付かないよう
会社名を入れない工夫がしてあります。(笑)
そして、連絡先も
会社の電話番号ではなく
個人の携帯番号が記載されています。
そうすることによって
もし違反が摘発された場合でも
営業マン個人が単独で違反行為を行なったものとみなされる
というシナリオです。(苦笑)
そんなの政治家の秘書のトカゲの尻尾切りと一緒じゃないですか。あはっ
確かにそうですね。
会社からの指示で
そのような電ビラ広告にさせている不動産屋もあります。(苦笑)
しかしながら
不動産の電ビラによっては
営業マンが自らの営業手法として
そのような広告を行なっているケースもあります。
不動産屋の営業マンは
基本給+出来高の給与体系の会社が多いため
少しでも多く自分自身で契約を獲得したいものです。
そのためには、お客さんから
会社の電話番号に問合せがあるよりは
自分携帯電話に直接連絡がある方が
都合が良いのです。
そして
もし違反広告の取り締まりの電話の場合でも
会社には連絡がいかない訳ですので
逃げ切ることも出来るのです。(笑)
こうして
不動産屋の営業マンは
自らの尻尾をうまく利用したり
イザというときは切れるようにもしているのです。