不動産業界にすり寄る危険な誘惑。

明日は都会でも
また雪がチラつくみたいですね。もう３月なのに・・・

さて、昨日
東京にある不動産会社の社員が
詐欺に加担した疑いで逮捕されました。

また不動産会社なんですね・・・

先日も、不動産会社の社員が
自社で管理をしている賃貸物件の合いカギを使って
女性の部屋に忍び込んだという事件もありましたので
「またか」という感は否めません。

しかし、
あるデータによると
不動産業に従事している人の数は
全国で約120万人とも言われており
赤ちゃんやお年寄りも含めた日本の人口で
約100人に1人は不動産の関係者ということになります。

そして
このうち勤労世代の人口を7,000万人とすると
約60人に1名が不動産関係者という計算になります。

つまり
世の中には不動産の関係者がゴロゴロいるので
世間で何か犯罪があると
60分の1の確立で
不動産関係者でもあると言うことです。確率論の話

言い訳が 前置きが長くなりましたが
昨日逮捕された不動産屋の社員は
自社で管理をしている賃貸の空き部屋を
詐欺による現金の送付先として
暴力団の幹部に情報提供をしていたようです。

確かに
郵便物を受取るには
郵便局への届出だけで済みますので
その仕組みを詐欺に利用したんでしょうね。

今回の事件は
わずかな報酬のために詐欺に加担したのか
それとも暴力団の幹部に脅されて
やむを得ず協力したのかは分かりません。

いずれにせよ
不動産業は大きなお金が動くこともあり
お金や欲に直に接する業界でもあるため
運悪く反社な方々がすり寄ってくる環境が
身の回りにあるということです。

まもなく来年2024年の就職の
表向きの採用活動がスタートします。裏ではもう内定は出ていますが

昨年放送されたTVドラマの
「正直不動産」等の影響もあり
最近は大卒の就職先として
不動産業界も人気の一つとなっているようですが
これから不動産業界を目指す人は
危険な誘惑もあると言うことも
頭の中に入れておきましょうね。誘惑はどこの業界にでもあるけどね