台風2号の影響で、今晩あたりから
一部のフライトで欠航が出てくるようですので
観光客の方々はあと2日くらい沖縄に足止めとなります。。
さて、
働き方改革が言われている日本ですが
ストレス社会はまだまだ健在で
様々な業界でクレーマー客への対応に
相変わらず悩まされています。
SNSでも
従業員に恫喝しているクレーマー客の動画が
ほぼ毎日投稿されています。従業員の不適切動画もね
クレーマー客は
単に自爆するだけにとどまらず
それらに接客した社員やアルバイトのメンタルにも
悪影響を与えます。
場合によっては
それが原因で辞めてしまう人もいます。
ただでさえ人手不足が言われている中で
たった一人のクレーマー客のせいで
貴重な社員やアルバイトに辞められては
お店側としてもたまったものではありません。
また、社員やアルバイトが辞めれば
その分の仕事の負荷が誰かに掛かることになりますので
それに伴い他の社員やアルバイトの負担が増えるのも
会社としては健全な状態ではありません。
そもそも「お客さま」とは
物やサービスの対価を支払って頂いて
はじめて「お客さま」なるものです。
また、対価を支払えば
何をしても良いものでもなく
お店側とお客とは
あくまでも対等な関係であるべきです。
これらの背景をもとに
現在、宿泊業界において
旅館業法の改正が検討されているそうです。
内容としては
クレーマ-客の宿泊を拒否できるようにする方向で
調整が進んでいるようです。
消費者偏重の世の中の傾向に対しては
強気な法案とはなりますが
社員やアルバイトの健全な雇用を守り
業界としての質を維持・向上させるために
成立に向けて協議が進められていくでしょう。
また、法案が成立した場合は
それを盾に宿泊業が暴走しないよう
考慮も必要です。
不動産業界にも
クレーマー客はいますし
クレーマー不動産会社もあります。(笑)
賃貸物件の入居者が
些細なことでクレームを付けてくる話は
よく聞きます。
また、賃貸物件に限らず
物件の問合せや内覧を希望する際に
やたら横柄な人も相変わらずいらっしゃるものです。
不動産の場合も
物件を借りた後の賃貸管理や
物件を購入した後の不具合など
引渡した後も関係や対応が続きますので
契約の相手は誰でも良い訳ではありません。
不動産業者は
賃貸物件のオーナーさんや
売買物件の売主さんから
「いい人に借りて(買って)もらって下さい」
と物件をゆだねられています。
ですので
不動産業者もそういった視点で
借主や買主を選ばなければならず
場合によっては
物件の案内や内覧自体を
お断りするケースもあるものです。
一般のお客さんは
そのあたりの背景は知る由もなく
まさか不動産業者から物件を断られるなんて
夢にも思っていません。
ですので、いざ、
不動産業者から断られると
「オマエのところは客を選ぶのか!」
激高されるものです。
人によっては
「今からオマエの事務所に乗り込んでやるからな!
オレはひつこいぞ!」
と脅迫まがいの人もいらっしゃいます。
不動産業者の事務所に乗り込んでも
残念ながら「お断り」が変る訳ではありません。
また、不動産業者側も
お断りするタイプの人であったことが
早めに分かって良かったと思うものです。ほとんどがナイチャー
いつの時代も
短気は損気でしかありません。