おはようございます。
約10日ぶりのブログになります。
まずは、
沖縄は新規感染者ゼロが14日間続いています。
この間も自粛を心がけている皆さんと
医療従事者の方々に感謝いたします。
さて、
約10日間ブログを書かなかったのは
理由がございます。
一部では、
「新型コロナウィルスに感染したんじゃないか」とか
「打合せと称して沖縄にゴルフ旅行に行ったんじゃないか」
という噂もあったようです。(笑)
しかしながら、その理由は
当社サイトのメンテナンスでした。
「サイトのメンテナンス」と言えば格好良いのですが
実態はサイトのデーターを全部消してしまったのです。(苦笑)
手前ミソな話ですが
当社のホームページは約10年が経過し
これまで使用していたデーターベースの規格が古くなり
セキュリティーや表示スピードの面から
改修を勧められていました。
それを改善しようと
データーベースの改修作業に自前で取りかかったところ
間違ってこれまでの物件やブログのデーターを
完全消去してしまったのです・・・(涙)
そこで、ソフト屋さんのご協力と
インターネット上に残っていた
過去のデーター(キャッシュ)を利用しながら
何とか形だけ復元して来たという次第です。
当社の話はどうでも良いのですが
今回の一連の顛末から
【過去にこだわることへのデメリット】について考えました。
今回、当方のミスで
古いのデータは完全消去してしまいましたが
おかげでデーターベースは新しい規格に生まれ変わり
表示スピードは速くなりました。たぶん
もし、
蓄積された過去のデータにこだわって
古いデーターベースでサイト運営を続けていたら
表示スピードの遅さで、さらなるストレスを
ご提供し続けていたと思われます。。
データを復元できたと言えども
新規の作り直しとみなされるため
SEO上の評価はかなり下がりますが
それは、これからまたコツコツと
積み上げていくしかありません。小さなことからコツコツと by きよし師匠
不動産の売買でも
これまでその不動産に掛けてきたコストにこだわるがあまり、
世の中の評価と、かけ離れてしまうことがあります。
例えば、新築時に
通常よりも価格の高いクロスを使っていたとしても
中古の不動産として売買する際には
買主にとっては、それは大きなプラスの評価には
ならないことが多いです。
実際、クロスは
中古で購入した後に
張り替えしてしまう買主さんも多いです。
その他の内装や外装も同様ですし
外構工事や擁壁に費用を掛けている場合
売主側はそのことがしっかり記憶に残っていますので
売却の際は、その金額を上乗せしたいと考えるのは
自然の心理です。
しかしながら
中古の不動産を購入する側からすると
それらは有って当たり前くらいでしか
評価さないものです。
これまで掛けてきた費用にこだわるがあまり
世の中の評価とかけ離れた価格での売却は
残念ながら現実的ではありません。
これまで掛けてきた資金や労力を
ビジネスではシンクコスト(埋没費用)と言います。
不動産の場合、
これまで掛けてきた費用は何らかの形に残るものですが
それが世の中でそれ相応に評価されるかどうかは
別なお話です。
それよりは
買主さんに喜んで購入してもらい
結果的に大切にしてもらうことの方が
得られるものは大きいものです。