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出口戦略

不動産の出口戦略

おはようございます。

昨日、沖縄県をはじめ
39県で緊急事態宣言が解除されました。

しかしながら、しばらくは
マスクの生活は続けましょうね。WHOは要らないと言うけれど

さて、
そんな緊急事態宣言の解除を見据え
【出口戦略】という言葉が頻繁に使われました。

今回の意味合いは
「自粛によって冷え込んている商売・経済を
感染リスクとバランスを取りながら
どのように再稼働させていくか」というもので
マスコミや民衆ウケを狙った印象に残りやすい言葉ですが
少し違和感があるようにも思います。

【出口戦略】とは
元々は軍事用語らしく
「損害が続く状況下でいかに被害を抑えて撤退するか」
という意味で、それから派生してビジネス業界では
「企業が経営等から撤退する際に、損失を最小限に抑えるための作戦」
という意味で使われています。

不動産業でも【出口戦略】という言い方をしますが
これは、不動産を購入する時点で
「次の買い手が見つかるのか」、「いつ売るか」、「いくらで売るか」
「どのくらい儲けるか」を考慮することを言います。

金儲けっぽいところが
不動産業界らしいですね。(笑)

不動産は立地が良ければ
特段の策が無くても
購入希望者が見つかる不動産は
たくさんあります。

しかし、限られた領土の中
「立地の良い場所」というのは
無限ではありませんので
少し離れるだけで
条件がかなり悪くなることもあります。

また
良い立地を求めるがために
別のデメリットが付随してしまう場合もあります。

それにより
「ロケーションは良いけど
それだけではナカナカ買い手が見つからない」
という不動産も世の中にはたくさんあります。

このような不動産を
如何にして買い手が見つかるよう
策を考えるのが不動産業業者の役割でもあります。

不動産業者が
物件をホメまくったり、
お客さんをあおったり、
なだめたり、スカしたりするするのは
その一環でもあります。(笑)

しかしながら、
リアルな不動産の現場では
必ずしも儲からなくても
買主さんに喜んでもらえる売却が出来れば
立派な出口戦略です。