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不動産屋におけるカスハラの行く先

今年も半分が過ぎていくんですね。どおりで歳もとる訳です(苦笑)

さて、昨日
日本の航空業界をリードする
ANAとJALが共同で
乗客によるカスハラ対策を
発表しました。

最近の働き方改革や
人手不足下において大切な社員を守るという風潮が
普段はバチバチの2社であっても
タッグを組ませたというものです。

飛行機の中という
ある意味の密室の中でのカスハラは
逃げ場が見つけにくいという意味で
より恐怖と苦痛を与えるものです。

また、飛行機の中に限らず
空港のカウンター等で従業員に対し憤慨する人は
他の良質なお客さんに対しても
迷惑を掛ける行為になるため
対応には何かと手を焼くものです。

さらに航空会社は
昔から女性の花形の職業であったことから
接客伴う職場は女子従業員による対応を
主としてきました。

ですので
どうしても男のクレーマーからは
なめられやすい傾向にあります。

そんな背景もあり
航空業界全体でカスハラを減らしていこうという流れです。

不動産業界でも、以前から
カスハラが問題になっています。

不動産屋の店舗の窓口で大声を出す人は
昔からいます。

「社長を出せ!」と激高するお客さんも多いため
率先して「私が社長です!」と顔出しして
テレビCMを流す不動産屋もあります。(笑)

また
お客さんによっては
「今から店に乗り込んでやるから覚悟しておけ」
と反社まがいの脅迫をする人もいます。

不動産の仕事の多くは成功報酬型ですので
契約や引き渡しが終わって
初めて報酬という対価が入ってきます。

ですので
お客さんという定義を
「会社に利益をもたらしてくれる人」と定義をすると
不動産屋に来店する人や物件を案内する人も
契約をしてくれるまではお客さん候補に過ぎません。

先程の大声を出す人や激高をする人たちの中には
「お客に対してその口の聞き方はなんだ!」
という人もいますが、そういう人たちも
契約をしなければお客さんではありません、

また、仮に契約したとしても
対応に大きな負担を伴ういう人は
コストが掛かり十分な利益をもたらしてくれないという意味で
お客さんとは扱えないこともあります。

ですので
不動産屋によっては
そのような人たちに対しては
契約が済んだ後でも
契約金等も全額返金し
契約を解除するところもあります。

それくらい
今の時代、クレーマーな人は
さすがの不動産屋でも
相手にされなくなって来ています。(笑)

そうならないためにも
すぐに熱くなるクセを直す訓練を
今のうちからしておきましょう。(笑)