不動産につきまとう隣人ガチャのリスク

沖縄が毎年白熱する夏の甲子園の高校野球ですが
今年はどうなることでしょう・・・初戦が大阪桐蔭・・・

さて
一戸建てと比べて、
比較的気軽に住めるのが分譲マンションの
大きな魅力と言われています。

具体的には
ロケーションが選びやすく、
また、建物の管理や清掃なども管理会社にお任せできるとともに
最近はプライバシーを重視した分譲マンションも多く
近所付き合いなど周りに気を使うことも軽減されつつあります。

そんな時代の流れに便乗し
マンションの販売業者は
コロナで落ち込んだ売上げを取り戻そうと
沖縄でも分譲マンションの販売ラッシュが
ウナギ昇り状態です。

そんな分譲マンションブームの中
ある芸能人が、都内で所有する分譲マンションで
トラブルに巻き込まれているそうです。

その内容は
「隣人トラブル」だそうです。

具体的には
分譲マンションの駐車場の利用について
不満を持った居住者が、マンション内で
迷惑行為を行なうようになったそうです。

その後、迷惑行為は徐々にエスカレートし
何度か警察沙汰にもなりましたが
そのマンションは
世帯数が少ないこともあり
隣人トラブルが発生すると
そのことがより身近に感じられ
そこに住む居住者の方々の
日々の不安も増すものです。

賃貸物件であれば
もし隣人がアレな人の場合でも
金額的な負担で言うと
比較的容易に引越しは可能です。

しかし
売買で購入した物件の場合は
大谷くんのようなお金持ちでない限りは
引越しはそう簡単には行かないものです。日テレ・フジは出禁

先程の芸能人の方は
隣人トラブルに伴い
住み替えの選択肢は無かったため
隣人と戦わざるを得なかったそうです。

管理組合と管理会社を通じて
法的な手段で争うことになり
つい先日、迷惑者が敗訴したそうですが
判決までに要した約3年間は
精神的な負担も大きかったことと想います。

また、裁判では勝ちましたが
今後の仕返しや嫌がらせへの不安も残ることになります。

今回のような世帯数の少ないマンションは
迷惑な隣人と遭遇する絶対数は少ないですが
一度トラブルな人が表れると
マンション全体が騒動となります。

これに対し、今どきのタワマンのように
世帯数の多い大規模なマンションになると
トラブルが発生した際の身近さは薄まりますが
都会と一緒で、多数の人が住んでいるぶん、
迷惑行為が登場する絶対的な回数も増えていくものです。

また、分譲マンションに限らず
一戸建てであっても
隣人トラブルに巻き込まれる可能性はあります。

不動産においては、残念ながら
隣人ガチャは完全には排除できないものです。