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不動産業界で飛び交う隠語や略語

今回の台風10号をキッカケに
不動産における浸水・崖崩れ等の脅威が
あらためて注目されることになるかも知れませんね。

さて、
不動産業界に入って
十数年が経過しますが
この業界に入ったときに


業界用語を使う人が多いな~

と思ったものでした。

業界用語というよりは
隠語に近いイメージです。

例えば
不動産業界では
同業者から


ブッカクですが

 

という電話が掛かってくることがありますが


(プッ。ブッカクって何だよ~)

と思ったものでした。

「ブッカク(物確)」とは
「物件確認」のことで
不動産業者が販売広告をしている物件について
その物件がまだ成約していない状態かどうかを
同業者が確認する行為のことです。

不動産業界に入るにあたり
「ブッカク」の言葉の意味くらいは知っていましたが
同業者に対して、何の抵抗も無く
略語や隠語を使って問合せをすることに
違和感がありました。

また、
不動産業界には
仲介手数料を独り占めするために
自社の物件を同業者には一切紹介をしない
「囲い込み」という行為が横行していますが、
その割には、当たり前のように問合せをしてくる傾向にも
違和感がありました。(笑)

ちなみに、
不動産業界で使われる隠語には
・ヤクチョウ:役所調査
・ジュウセツ:重要事項説明(書)
・バイケイ:売買契約(書)
・ブツモト:売主から売却依頼を受けている不動産屋
・アンコ:売主と買主の間に3社以上の不動産屋や
ブローカーが介在している状態
などがあります。

日々、このような隠語が
電話やメールで飛び交っています。

不動産業界において、同業者は、
一つの物件の契約を争う
競合ライバルでもあります。

競合に勝つためには
どんな手を使うのは
他の業界と同じです。(笑)

しかしながら
不動産業界は、
そんな同業者同士であっても
別の案件では、先程の「ブッカク」のように
自社の買主を紹介しあうパートナーとなることもあるのです。

このような二面性の背景もあり
不動産業界に長く居るようになると
同業者との関係も
緊張感が薄れてくるものです。(笑)

その結果
面識のない同業者への問合せの際にも
「ブッカク」のような隠語が
公然と使われるのです。(笑)

とくに
これらの略語や隠語を使うのは
県外の不動産業者や
大手の不動産業者に多いものです。

これらの隠語や略語が飛び交う日常には
業界に入り数十年が経過した今でも
違和感があります。

ですので、今でも
不動産業界に入って間もなさそうな若い方々から
隠語や略語を使っての問合せがあると
つい説教してあげたくなるものです。(笑)