エアコンを使わない期間も増えたので
次回の電気代を見るのが楽しみな沖縄です。
さて、
売買をメインにしている不動産屋において
事業のキモは「売物件の仕入れ」と言われています。
「不動産を売却したい」という人や
「この金額で買う人がいるのであれば売却してもいい」
という所有者を見つけ、実際に販売を始める行為です。
不動産は
購入したいというお客さんがいても
紹介できる物件がなければ
当然ですが成約には至りません。
話の次元は少し違いますが
沖縄では
目の前がプライベートなビーチの土地が欲しい
というお客さんは沢山いらっしゃいますが
残念ながらそのような土地の売物件の情報は
ナカナカ出ないため、物件の紹介が出来ず
いつまで経っても商売にはつながらない
というのと同様です。
その逆で
売物件については
販売価格が大きく間違っていなければ
いつかは買い手が見つかるものです。
こうして
不動産業者は売物件を仕入れるために
テレビCMやポスティングなど
日頃から広告活動を行なっているのです。
そんな中
不動産業界には
「5年後の売却」と呼ばれる法則があると言われています。
これは
昭和の時代に流行した「3年目の浮気♪」のように
相手に飽きてしまう話とは違います。(笑)令和は男が捨てられる時代・・
不動産を売買する際には税金が掛かりますが
その税率が、購入から5年が経過すると
およそ半額になるという背景から来る法則です。
これを大まかに説明しますと
セカンドハウスや収益物件や土地など
自己居住用でない不動産は
購入後、短期間で売却すると、「転売目的」とみなされ
転売の利益に対し約40パーセントの所得税・住民税が掛かります。
これに対し、購入後5年が経過すると
所得税・住民税の税率は約20パーセントに半減する
という仕組みとなっています。
よって、
沖縄のように、購入したときよりも
現在は価格が高くなっていたり、
建物部分を減価償却した価格よりも
高く売れるようなエリアでは
税金が安くなる5年後を見計らって
売却するという人もいらっしゃるものです。
こうして
ちまたの不動産業者は
あの不動産はあまり使ってないみたいだし
○年後には売却するかも
と日頃から売物件を物色しているものです。(笑)
ですので
不動産を所有して5年が近くなった頃から
最近、不動産屋からのアプローチが急に増えて来たな~
という心当たりがある人は
不動産屋からロックオンされているかも知れません。(笑)
ちなみに
自宅などの自己居住用の不動産の売却の場合は
先程の「5年」という保有期間に関わらず
3,000万円までは利益に対する控除があります。詳しくは不動産屋に聞いて見て下さい。