突然の地震に、心配な夜を過ごした方も
いらっしゃったことと思います。
さて、
ビジネスにおいては
「段取り八分、仕事二分」
とよく言われます。
「取り掛かる前の段取りの良し悪しで
その仕事が上手く行くかどうかが決る」
という意味ですが
逆の言い方をすると
事前の段取りさえシッカリやっておけば
その仕事は8割方上手く行ったようなものである
ということにもなります。
これはビジネスに限らず
あらゆる物事にも共通するものであり
やはり事前の準備は何事においても重要なものです。
そして
残りの2割の実行においても
事前の準備でシミュレーションした通りに
行なうことになります。
しかし、世の中には
「とりあえず勢いで実行し、そのあとはその時々で考える」
という、王道とは逆バリで行く人も少なくありません。(笑)
そして、中には
それでも上手く行く人もいらっしゃるので
世の中は面白いものです。(苦笑)
不動産の仕事においても
8割方は事前の準備で決ると言います。
とくに
不動産取引の入口である契約は
ほぼ100%に仕上げておかないと
不足や訂正があると、それを取り戻すのに
膨大な労力を費やすことになります。
とくに、重要事項説明は
間違えや説明不足があると
宅建業法違反行為になることもありますので
十分な調査と準備が必要となります。
また、不動産の場合は
大きなお金が動くことあり
心理的なものも影響しますので
契約の締結が出来た場合でも
残りの決済(引渡し)までに
売主や買主の心理に変化が発生してしまい
やっぱり買うの(売るの)止めます・・・
となることも
世の中にはあります。アジさんもびっくり
契約を締結した後の心変わりですので
「違約金」というペナルティーを伴っての解約となりますが
それでも契約解除を選ぶということです。
そう考えると
不動産の取引は
「準備が8割」で
「残りの2割は運」の面もあります