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晩年離婚をしようとする時にしなければならない準備

週末はひと雨来そうな沖縄です。

さて
お客様とのお話しシリーズです。(笑)

お客様とのユンタクの中で
離婚について 話を聞かされること 相談を受けることがあります。

不動産と離婚とは密接な関係があり
たとえば、離婚を契機に
二人の愛の巣立であった自宅を売却する人もいらっしゃいます。

このとき、
自宅が夫婦の共有名義だったときには
売却にあたっては両者の合意が必要なため
不動産屋が間に入り
両方のグチを聞かされながら調整を行なったりします。(苦笑)

最近は、
離婚をポジティブなものととらえ
積極的に離婚を勧める風潮もありますが
やり直しが出来るのであれば
やっぱり離婚はしないのに越したことはありません。。

以前、あるお客さんとの会話の中で
「離婚をしたいけどどうしたらイイか」
という話題になりました。

その人は
ちょっと変った思考回路をしており
離婚をするために
いわく付きの場所に行くのがいいんじゃないかとお考えでした.(笑)

たとえば
世の中には
女性の神様の神社があり
そこにカップルで行くと
神様にヤキモチを焼かれて別れる
と言われている神社がいくつかあります。

ですので
二人での旅行を名目に
それらの神社に行くと
そのうちに離婚できるんじゃないか、と
ナカナカ理解の難しいことをおっしゃっていました。(笑)

そこで不動産屋としてもアドバイスをさせて頂きました。

それは
「離婚をする前に
まずは不動産屋に行ってください!」と。

現在の民法では
持ち家のある夫婦で
20年以上の婚姻関係があると
離婚した際に奥様はその家に住む権利(居住権)が発生することになります。

ひと昔前の古い価値観では
離婚をして家を出て行くのは奥様の方でしたが
今の時代は、離婚をして家を出て行くのは
もれなく男の方になります。

このとき
晩年離婚等で
男性がもう仕事をしていないときには
保証会社の審査の関係等で
賃貸物件を借りることが難しくなります。

つまり
離婚をして家を出て行くのは男の方なのですが
その際に住む家が見つからないという事態が発生するのです。

ですので
離婚をする前には
まず不動産屋に行って住む家が見つかってから
離婚をした方がいい旨をアドバイスしました。(笑)


オレは大丈夫。その時はカノ女に家に転がり込むから

とおっしゃる人もいますが
彼女の住まいが賃貸物件の場合は
不動産の契約上、同居人が増えるときには
不動産屋への届出が必要となります。

ちなみに
そういうときのカノ女ほど
アテにならないものです。(笑)

ということで
晩年に離婚をしようとするときは
よく考えてから行動に移しましょう。。

ちなみに
先程の変った思考回路の人の話を聞いていると
二人でいわく付きの神社に一緒に旅行できるくらいの仲であれば
そもそも離婚なんてしなくても良さそうです。(笑)