週明けの夏日到達に向け
着々と暖かくなっている沖縄です。
さて
不動産を売却する際のトラブル要因の一つに
「隣地との関係」があります。
ひと昔前の日本は、
隣地をはじめ近所の方々とも
家族ぐるみのお付き合いというのが普通でした。
料理に使うしょうゆなどの調味料が切れたときには
ご近所さんに借りるなんて言うのも
よく聞いた話でした。
それが、今は
お隣さんであっても
深く関わらないというのが
世の中のスタンダードになってきている風潮もあります。
それはそれで
何ごとも無く
人生すごろくを終える人もいらっしゃいますが
人生は30年もするとライフスタイルが変わり
「不動産の売却」というシーンが
発生する可能性が出てくるものです。
私は一生賃貸だから売却とは関係無いわね
確かに賃貸だとそうですね。
しかし
今の日本の仕組みでは、そのうち歳を取ると
新規で賃貸物件を借りるのが難しくなるという
別の問題に直面する可能性があります。
話がそれましたが
不動産を売却する際には、売主には
「隣地との境界線を明確にする」というミッションが出てきます。
不動産を購入する側の立場からすると
隣地との境界がハッキリしていない物件を購入するのは
「もしかしたらそれがトラブルの元となるのでは?」という
イチモツの不安があるものです。
世の中には、実際に
・隣地のブロック塀が自分の敷地内に越境している
・その逆で自分たちの塀が隣地の敷地に越境している
・境界線上の塀は昔に両者でお金を出し合ったものである
などの境界が通常モード出ない不動産は
世の中にゴマンとあります。
さらに、そもそも
・隣地との境界が不明
・境界について両者の主張に食い違いがある
などの不動産もよくあるものです。
不動産を売却する際には
売主側でこれらも解決した上で
買主に引渡しをしなければなりませんが
その交渉を地主である売主さんと隣地の方とは
利害関係者であるぶん
直接折衝して解決するのは難しい面もあります。
そこで登場するのが
不動産屋です。
不動産屋は
不動産を売却する際に売主が行なうべき
隣地との境界を明確にするミッションを遂行する際の
格好のサポート役です。
具体的には・・・
話が長くなりますので
続きはまた次回で。