8月の台風シーズンに入り
しばらくは台風リスクに怯える月日が続く沖縄です。
さて、
不動産を売却する際のリスクの一つに
敷地内の地中の残置物があります。
既存の建物が建っているところはもちろん、
見た目はきれいな更地でも
過去に建物が建っていた可能性があるようなところでは
それなりのリスクがあります。
例えば
過去に建物が建っていた可能性がある土地は
それら撤去する際に、地中の構造物等も
きれいに撤去してあれば良いのですが
これまでの経験上、地中にそれなりの残置物が
残っているケースもあるものです。
具体的には
過去の建物の基礎が地中にそのまま残っていたり
浄化槽が埋まっているケース等です。
浄化槽はウ○コを浄化するための
大きな槽やタンクですので
これらを撤去するのも
なかなか大変な作業ですの。
よって、解体業者さんが
面倒臭がって 槽の中にそのまま土を入れ込んで
地中に受けてしまうケースも少なくありません。
また、
建物の基礎や浄化槽だけでなく
以前には地中の中に
車が埋まっている現場もありました。
これがお隣の大国になると
脱線事故を起こした電車が
地中に埋まっていることもあったりします。(苦笑)
いずれにしても
地中の残置物は
地中を掘ってみないことには分からないもので
引き渡しをした後もその不安が続くものです。
その不安が耐えがたい場合には
不動産の売却に際し、自分たちで
地中を掘ってみる方法があります。
それには
専門の業者さんに依頼する方法や
ユンボウをレンタルして
自分たちで試掘してみる方法もあります。
いずれにしても
引き渡し後も地中の残置物の存在に
不安を抱え続けるよりは
事前に掘って自分の目で確認した方が
身も心も負担が軽くなるものです。