沖縄尚学高校の優勝後、多くの方々から
お祝いのメッセージを頂きありがとうございました。ご祝儀お待ちしております(笑)
さて、不動産の仕事において
賃貸の管理をさせて頂いていた不動産が
売却されることになるケースもよくあります。
このとき、
賃貸の管理をしていた不動産屋に
そのまま売買の媒介もお願いされるケースが多いものです。
また、
賃貸の管理を行なっていない不動産業者でも
売主さんから不動産の売却を依頼された後は
建物の空気の入れ換えや敷地の草刈りなど
買主が見つかるまでは
その不動産の管理を行なうことになります。
こうして何らかの形で不動産の管理を行なっていると
隣地やご近所の方々から
協力の依頼があることがあります。
例えば、
隣地に建物が建っている場合は
「建替え(リフォーム)を行なうので
足場の一部を敷地内に立てさせて欲しい」
といったようなケースです。
また、
管理をしている不動産が土地の場合は
「工事の際に駐車場として利用させて欲しい」とか
中には「葬儀の際に駐車場として使わせて欲しい」
という依頼が来ることがあります。
特段の支障が無ければ
不動産屋としては利用してもらってもOKなのですが
一応、地主さんにも利用の可否を相談します。
大半の地主さんはOKされますが
中には
ダメダメ、断わって!
という地主さんもいらっしゃいます。
その理由を聞くと、多くは
アソコの家は、以前エライ目にあわされたことがあるから
という恨み・辛みから来ています。
たとえば
過去に地主さん側から相談事があった時に
断わられたとか、ムゲにされたというように
過去に自分がされたことを仕返ししたい
という感情から来るものです。
その気持ちも分かりますが
不動産屋の立場からすると
過去のことはさておき
そういう時こそ喜んで協力してあげると良いと思います。
過去に自分たちが受けた仕打ちを
そのまま同じように仕返すのは
負のスパイラルです。
この負のスパイラルは
例えば、自分たちが不動産を売却する時に
隣地の人から悪評などのネガティブキャンペーンという仕打ちで
返されることもあります。
また、
不動産を売却する予定が無い場合でも
次は、自分の子供たちがその不動産を相続した後に
相手側から仕打ちを受けることになるかも知れません。
事の発端は
相手側から始まった仕打ちかも知れませんが
どこかでその負のスパイラルを断ち切らないと
感情は時間の経過とともに
増幅しながら続いていくものです。
こうして
負のスパイラルのおかげで
不動産の売却時に思わぬ苦労をした
というケース遭遇しています。
これらの負のスパイラルを断ち切り
富のスパイラルに転換するには
隣地やご近所から相談があった際は
状況が許す限り、喜んで協力してあげることです。