祝日・連休もありましたので
あっという間の9月でしたね。
さて、
不動産の売買においても
重要な役割を果たすのが契約書類です。契約書は何でも重要ですが
不動産は高額な財産であり
契約に至るまでには
それなりの経緯・経過があるものです。
また、
契約を締結したあとも
名義を変更し引渡しが行われて
ようやく全ての取引が完了することになります。
これらの過程の中では
口頭でのやり取りも出てくる場合もありますが
最終的に無事取引が終わったことを
売主・買主の双方が確認するときの拠り所は
契約書類しかありません。
つまり
お互いの約束事を形にしたものの最終形態が
契約書類なのです。
ですので、
それらの約束事が
ちゃんと履行されたかどうかは
契約書類をもって確認をすることになります。
そんな重要な位置づけにも関わらず
不動産の実務においては
自らの契約書類をちゃんと確認しない人も
いらっしゃいます。
私は不動産屋に全て任せているから
などの理由から
そのようにされている人も多いものです。
その気持ちは分かりますし
任された不動産屋も意気に感じて
緊張感をもって取り組むものです。
しかしながら
何か想定外のことが発生した場合や
トラブルに発展したときにも
この契約書類が基準となります。
また、売主や買主など
トラブルにの影響が相手方に及ぶときには
この契約書類に書かれていることを基本として
協議が進むことになります。
それくらい契約書類は重要なものなのです。
にもかかわらず
契約書類に目を通さず
署名・捺印をしている人は
何かトラブルに巻き込まれたときに
「目を通していない」ことが免責になるものではありません。
中には
そんなの不動産屋の詐欺じゃないですか~
とおっしゃる人もいますが
契約書類は内容を理解した上で
署名捺印をするのは
当り前のことなのです。
不動産の契約書は法律用語が多くて難しいから・・・
とおっしゃる人も多いものですが
自分のことですので頑張って理解しましょう、
どうしても
頭に入ってこない人は
最近はAIが内容を要約してくれます。
たとえば
グーグルのアカウントを持っている人であれば
無料で使える【NotebookLM】がお勧めです。
このNotebookLMに
契約書類を読み込ませることで
契約書類に書かれているポイントを
音声や動画でわかりやすく要約してくれます。
世の中には
様々な便利ツールもありますので
それらも活用しながら
契約書類は是非とも目を通すようにされて下さい。