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シュールな沖縄のタクシー事情

シュールな沖縄のタクシー事情

おはようございます。

週末は県外では雪がチラつくようですが
沖縄はサクラ祭りが始まります。

さて、
県外から沖縄に来た人から
「沖縄のタクシーってシュールだよね」
とよく言われます。

「シュール」と言われる
理由はいくつかあります。

まず、
「沖縄はタクシーの料金が安い」から
と言われます。

初乗り料金でみると
現在、東京は740円(2km)です。
〔一部では410円(1km)も走っていますが〕

それに対し、沖縄は550円(1.75km)です。

沖縄はつい数年前までは
小型430円、中型460円でした。

確かに安いですね。

ちなみに、
東京は2月からは
初乗り料金を500円(1.2km)にするようですが
あれは単なる見た目上のゴマカシで
これまでの2kmの距離に換算すると900円となり
実質的な値上げです。(苦笑)

しかし、いくらゴマカシであっても
見た目の初乗り料金の表示が安ければ
「沖縄のタクシーは安いよね」
というイメージは変わってしまうでしょうね。

そのほかに
「沖縄のタクシーってシュールだよね」
と言われる理由は、車についてです。

都会のタクシーは黒塗りの色が多く
また、黒色でないタクシーでも
大体はピカピカです。

これに対し、沖縄のタクシーは
少しくたびれた車体と内装のタクシーが
多いですね。(笑)

東南アジア系のタクシーをイメージする人が
多いようです。

確かに沖縄でピカピカのタクシーは
ほとんど見かけません。

また、都会に多い高級車の個人タクシーは
マズいらっしゃいません。(笑)

しかし、一部のタクシー会社では
今どきのハイブリッド車の導入が進んでいますし
都会風の背の高いボックス系のタクシーも
増えてきています。

確かに今どきの車は快適ではありますが
このままでは、沖縄のタクシーも
すっかり都会の車のように
なってしまうかも知れませんね。

もう一つ、
「沖縄のタクシーがシュール」
と言われる理由の一つが
ドライバーさんです。

県外の人がタクシーに乗った瞬間、
運転手さんの「沖縄の地元の人(うちなんちゅ)」という感覚に包まれ
ふっと肩の力が抜けるそうです。

都会の忙しいビジネスマンの乗客向けに
訓練された接客話術や少し早口な会話とは異なり
沖縄のタクシードライバーさんの
独特なイントネーションとゆっくりした会話のスピードが
余計なストレスから解放してくれます。(笑)

このように「シュール」と言われる沖縄のタクシーも
高齢化が進んでいます。

もともと沖縄のタクシードライバーさんは
高齢の人が多かったのですが
その人たちがそのまま歳をとったので
さらに高齢化が進んだだけだそうです。(笑)

確かに、私がタクシーを利用するのは
外でお酒を飲んで帰宅するときくらいですが
そのときに乗車したタクシーの運転手さんが
オジー高齢の人という確率はかなり高いです。(笑)

そんなオジーの高齢の方の運転で帰宅するときは
「運転中に居眠りしちゃうんじゃないか」と心配で
酔いがさめることも良くあります。(笑)

ちなみに、日本では
70歳以上の高齢の運転手は努力義務(任意)で
「もみじマーク」を付けることになっていますが
これが義務化されると、沖縄のタクシーは
もみじマークだらけになるそうです・・・。

県外の人がイメージする
沖縄のタクシーと言えば
昔TVドラマで話題になった「ちゅらさん」の
主人公エリーのお父さんの職業です。

ガツガツと仕事をする訳でもなく
木陰で車を停めて昼寝をしたり
三線をひいたり・・・。

このままでは、
シュールな沖縄のタクシーは
絶滅してしまうかも知れません。