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不動産を売却するときのもう一つの勇気

不動産を売却するときのもう一つの勇気

おはようございます。

県外でも気温が上昇しているところがありますので
アルコール以外の水分補給で熱中症に気を付けましょう。

さて、
「不動産は一生に一度の大きな買い物」
とアオる人がいるくらい
不動産の購入には勇気が要るものです。

その一方で
不動産を売却する方も勇気が要るものです。

収益・投資要の不動産など
売却によって利益が出る時でさえも
売却を決断する際には勇気が要ると言いますので
これが、想い出や愛着のある自宅だったり
先祖代々から築き上げてきた資産だったりすると
それを売却するのには、事情の有無にかかわらず
並々ならぬ勇気がいるものです。

そんな中、
勇気を振り絞って売却を決断したあとには
もう一つ勇気が必要な場面があります。

不動産を売却する時
不動産業者はその土地や建物の状況について
売主さんにヒヤリングを行ないます。

このヒヤリングの内容は、
購入に伴うメリットよりも、売却にあたり
買主に説明をしておかなければならないという
どちらかと言うとデメリットに関するものです。

具体的には
・雨漏りの有無
・シロアリの被害の有無
・給排水設備の故障の有無
・地盤の軟弱の有無
・土地の越境の有無
・近隣とのモメごとの有無
等があります。

これらは売主さんの立場からすると
自分の弱みを他人にさらけ出すようですので
それによって売却の際に足元を見られ
安く買い叩かれるのでは無いかと不安に思うものです。

しかしながら
不動産を売却する際には
売主さんにはこれらを告知する義務があります。

また、仮に
売却の際にこれらを隠したとしても
後々これらが発覚すると
責任を追及されることになり
場合によっては損害賠償を請求されるようなことにもなります。

不動産を売却したあとも
これらをずっと心配し続けるよりは
不動産業者に話してしまった方が
よほど気が楽なものです。

また、不動産業者に告知した内容が
売主さんが心配しているほど
意外に大したことでは無い場合もよくあります。

不動産の売却を決断したときは
その勇気があるときに
一緒にすべてを不動産業者に話してしまいましょう。

不動産業者は
それらの話を聞いた上で
売主さんの損にはならない手段を
考えるものです。