おはようございます。
真夏時と比べ
日差しもだいぶ弱くなり
飲み屋のオネーちゃんたちと
沖縄でリゾートゴルフを楽しむのにも
良い季節となりました。
さて、
大幅な少子高齢化に向かう日本では
自治体が住民サービスを効率良く行なうために
コンパクトシティー計画が進められようとしています。
大幅な少子高齢化の時代では
労働者の人口も減りますので
自治体の税収も減少します。
その一方で、高齢者が増えると
自治体が補助する医療費等の支出負担も増えます。
そのような状況の中、
人里離れた地域に点在的に住む住民に対し
水道・下水道・学校・医療などのサービスを
供給し続けることは、維持管理等のコスト面でも
自治体の負担はますます大きくなります。
そこで、
点在する住民を、一定の範囲内に居住してもらい
自治体が効率良く住民サービスを提供し続けていこうとするのが
コンパクトシティー計画です。
そんな世の中の流れとは別に
沖縄では相変わらず社会インフラの整備拡大が
計画されています。
その中の一つに
【名護東道路】の本部町への延伸があります。
現状、
那覇空港から名護(許田インター)までしか通っていない沖縄自動車道を
美ら海水族館のある本部町まで延伸しようという計画です。
延伸が計画されている名護から本部町までの区間には
オリオン嵐山ゴルフ倶楽部の跡地で
大型テーマパーク事業の計画も進んでいますので
そこへの交通アクセスも良くしようという狙いもあります。
これらの計画が実行されれば
まず、道路建設のための用地買収が発生します。
道路の用地買収は
それまで手つかずの単なる山林だったものが
億単位のプラチナ財産に変わるのは
世の中のご定番です。
ですので
道路をどこに通すかは
非常に重要な問題であり
地主の皆さんは、自分の土地に道路計画が掛かり、
用地買収が発生するよう
誘致に必死となります。
そのためには
地元の議員さんや
県のお偉いさんに働きかけます。
それもタダ働きではなく
必ず何らかの見返りがあるものです。
また、道路の延伸計画の決定に関わる国の偉い方々も、
地元の不動産業者やダミー会社を使って、
値上がりしそうな土地をセッセと仕入れ
その後、高値で売却するなどして
私服を肥やすものです。
そこには、空港の建設を誘致し大儲けした
半沢直樹の美濃部幹事長のような方々が
リアルにご登場されるものです。(笑)
こうして
大幅な少子高齢化の進む中でも
沖縄の不動産はまだまだ値上がりしていくのです。
そして
これらの道路整備や
観光需要の増加を期待している地元の方々も
自分たちの不動産が値上がりすることを
大きく期待しています。
しかし、道路を作るにも
計画・用地買収・現地工事など
10年以上の長期間を要するものです。
ですので
オジーやオバーの地主さんは
もうグソー(あの世)に逝っていることでしょう。(笑)
そして、そのときは
値上がりの恩恵を受けるのは
次の世代の方々です。
不動産バブルで経済が潤ってばかりでは
沖縄の真の経済の自立は
まだまだ遅れそうです。