おはようございます。
東京オリンピックの影響で
今年は体育の日が無いんですね。
さて、
私たちが住宅を購入する際に関連する
税制上の仕組みの一つに
いわゆる【住宅ローン減税】があります。
住宅ローン減税は
簡単に言うと
ローンを利用して住宅を購入した場合、
借入れの残高の1%に相当する所得税や住民税が
一定期間戻ってくると言うものです。
(通常10年間、一部の人は13年ほか)
住宅を購入する際に、不動産屋や銀行から
住宅ローン減税の説明を受けることはあるかと思いますが
かといって、住宅ローン減税を期待して
お家を購入する人は少ないものです。
しかしながら、現実的には
仮にローン残高が4,000万円有ったとすると
住宅ローン減税では40万円分の税金が戻って来ます。
しかも、住宅ローン減税は
毎年の年末に還付されますので
奥様方の中には、住宅ローン減税のことを
すっかり忘れてしまっている人もいます。
ですので
この住宅ローン減税は
世の中のお父様方の臨時収入としても
大変喜ばれています。(笑)
話は戻りますが
先程も書きましたように
住宅ローン減税は
融資残高の1%の税金が還付されます。
その住宅ローンの金利は
現在1%を下回っている金融機関も
たくさんあります。
借入れ金利は複利計算ですので
単純に比較は出来ませんが
1%以下のローン金利でお金を借りた人が
1%分の税金が戻って来た場合
その差額分だけ儲かっているとも言えます。
具体的なケースに当てはめてみると
・借入金額(残高):4,000万円
・住宅ローン金利:0.8%
とすると、借入れに伴う金利分の金額は
年320万円です。
これに対し、住宅ローン減税で
還付される税金は年400万円です。
つまり80万円も儲かることになります。
住宅ローン控除の期間を10年間とすると
年80万円×10年=800万円の儲けとなります。
(ローンの借入れ残高は、毎年4,000万円以上あるとします)
このように、住宅ローン減税が
逆ザヤになっている実情に対し
ようやく国の見直しが入りそうだという
ウワサがあります。
見直しは、
早ければ来年度から
適用される可能性もあります。
その場合、
ローンを利用して住宅の購入を検討している人は
今年度中に購入した方が良いということになります。アオっている訳ではございません
あくまでも
ご参考まで。見直しが無い場合もありますので