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株式会社沖縄ネット不動産
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不動産の資産価値を守るのはアナタの大人対応

今年のGWは
天候に恵まれそうな沖縄です。

さて、
日本は狭い島国の中に
多くの人口が住んでいます。

国土の中で
実際に人が住んでいるのは
平野部分に集中していますので
さらに狭い土地を皆で競い合っている状況です。

ですので
近隣に住む人とは
「互いに土地を取り合う相手」
という感覚が潜在意識の中にあるものです。

それ故に
隣り近所と良い関係にならないことがあるのも
仕方の無いことでもあります。

例えば
・せっかく一戸建てに住んでいるのに隣の家の生活音がウルサイ
・隣の家の早朝・深夜の車・バイクの音がウルサイ
・隣の家の木の葉っぱが自分の敷地に飛んできて迷惑だ
・隣の家で飼っているペットの臭いが気になる
等は、どこにでもある状況です。

そして、中には、これらにガマンが出来ず
隣りの家に怒鳴り込む、という人もあるかと思います。

怒鳴り込んだことにより、その事象が改善されれば
日々の苦痛が軽減されることになります。

もちろん、場合によっては
怒鳴り込んだことによってお隣りさんとの関係が悪化し
更なる苦痛に悩まされることになるケースもあります。

また、その時は事象が改善された場合でも
将来、そのことが大きな禍根を残すこともあります。

例えば、怒鳴り込んだ側の家で
外壁の補修工事が必要となり
足場の設置や工事に伴う騒音が発生することになりました。

工事の実施にあたり
お隣りさんに事前挨拶に行ったところ


工事はしてもイイですが、音は絶対にたてないで下さい。
また、うちの敷地内にゴミ一つも飛ばさないで下さい。

と言われてしまいました。

実質、「工事はするな!」ということです。

また、ライフスタイルの変化に伴い
自宅を売却することになりました。

売却にあたっては、売主が
敷地の境界を復元・明示しなければならないケースが多いのですが
その際には、隣地所有者に立会による境界の確認と
立会った旨の署名・捺印を頂くことになります。

その際に、お隣りさんは
過去に怒鳴り込まれたことを根に持って


私は署名・捺印はしません!

 

と拒否されることもあるかも知れません。

隣地所有者に境界立会いの署名・捺印がもらえなければ
「境界が未確定の土地」および「隣地とのトラブルがある家」として
最悪の場合は、売買が出来ないケースもあります。

たった一度、怒鳴り込んだことで
後々大きなしっぺ返しを受けることになる
可能性もあるということです。

これらは極端なケースのように思えますが
不動産の売買においては現実にあることです。

そしてこれらは、一戸建てに限らず
分譲マンションでも同様なことが言えます。

日々の苦痛を我慢すると言うのはコクですが
皆が共同で社会生活を営む日本では
お互い様の精神が不可欠です。

ですので
お隣りさんに何かクレームを言う場合でも
感情のままに怒鳴り込むのでは無く
相手のことも尊重しつつ
やんわりと大人の対応をしましょう。

それが自分の不動産の
資産価値を守ることにもなります。