あっという間に
8月も終わりですね。
さて、
不動産業に興味を持っている人から
不動産業者になるためにはどんな能力が必要ですか?
と聞かれることがあります。
「能力」という程のことではありませんが
自己完結力は必要ですかね
と答えることが多いものです。
不動産業に限らず
一つのミッションを
最初から最後まで
自分主導で完結できるのは
仕事の大小にかかわらず
社会人としての仕事の醍醐味でもあります。
不動産業で言うと
・お客様から問合せを頂く仕掛けつくり
・査定や売却依頼の取り付け
・販売活動
・買い手の募集
・売買契約
・引渡し など、
一連の流れをお客様と一緒に
自己で完結していくと
それが経験と自信につながり
しいては、仕事のやり甲斐にもなるものです。
その他に不動産業な能力として
【1のことを1,000に膨らます想像力】
があります。
「不動産屋は1,000のうち3つしか本当のことを言わない」
いわゆる「せんみつ」とよく言われますが
その原点として、目の前にある「1」の現象を
あたかも「1,000」のごとく膨らまして相手に伝える能力が
大切と言います。
例えば、
世の中に普通にあるウォシュレットであっても
内覧の際には、それが最上級品であるかのように
お客さんにアピールする行為が
普通に出来る能力です。(笑)
先日、同業者さんと
打合せをしたときのことです。
その打合せには
女性の方も参加していたのですが
打合せが終わると
同業者さんはその女性に対し
○○さんって、独身かと思いましたよ~
と言い出しました。
さらに、
え~、○○さんってお子さんもいらっしゃるんですか~
と真顔でホメまくってました。
確かに、年齢よりは
だいぶ若く見えるタイプの女性ではありましたが
実年齢は○十代なので さすがに独身とまでは言い過ぎ感があります。(笑)
さらに、いまの時代、
一歩間違えればセクハラ発言にもなります。
しかし、そう言われた女性の方も
まんざらではない様子でした。(笑)
”へ~、こうやって膨らますんだ~”
不動産屋は
想像力や表現力も大切だと
あらためて思いました。(笑)