当社の近くでは夏でもセミの鳴き声がほとんど無く
そのお陰で暑い感がかなり抑えられています
さて
「不動産の取引には同じものは二つと無い」
とよく言われます。
例えば
分譲マンションの
同じ間取りのお部屋の売買であっても
売主さんや買主さんの性格によって
契約書類の作り方や説明の仕方が
そして引渡までの段取りも変わってくるものです。
また、沖縄にも
不動産屋がゴマンとありますので
不動産会社によっても
取引のやり方が違うものです。
例えば
こと細かに説明・段取りする不動産業者もあれば
昔ながらの大ざっぱな不動産屋も
今でも存在します。(笑)
そもそも、不動産の売買は
一般の方にはあまり馴染みの無い段取りや手続きも有るため
不動産屋が大ざっぱにやっても
お客さん自身、それに気が付かず
「こんなもんなんだ~」くらいにしか
思わないものです。
逆に
きめ細かく業務を遂行する不動産業者に対しては
「何でそこまでやる必要があるの?」
と煩わしく思う売主さんや買主さんもいるものです。
とくに
自分の身の周りや知り合いで
大ざっぱに取引を行ない
その後、何の問題も発生していない
と言うような事例を聞いていると
「そこまで細かくやる必要ないじゃん!」
と思うものです。
とくに
費用や時間や手間の掛ることに対しては
ネガティブに思うものです。
しかし
不動産の売買とは
これまで何の問題も無かったからと言って
今後もそれが保証されるものでは無いものです。
世の中、
ネットの情報が氾濫しており
少し検索すれば
かなりの情報が入って来ます。
ですので
数年まではそれに気が付かず
問題にならなかったようなことも
買主側に知恵や知識がついたために
それを指摘された売主さんが
すっかり困ってしまうようなケースもあります。
ちなみに、ネットで入ってくる情報も
全て正しい訳ではなく
見当違いの見解があたかも正解のごとく書かれていたり
またそれを支持するようなコメントが列記されているようなこともあるので
情報の精査は必要です。
話しがそれましたが
不動産の売買は
安心な取引が重要です。
大ざっぱな売買をして
その後もずっと不安を抱えて行くよりは
その時は面倒ではありますが
細やかな取引を行なった方が
将来のリスクが軽減されるものです。