朝晩がだいぶ過ごしやすくなり
夏の後半戦を感じる沖縄です。
さて、不動産業界は
景気の善し悪しの影響を受けにくい業界と言います。
景気が良いときは
不動産を購入する人が増え
景気が悪いときは売却する人が増える
と言われています。
その一方で、
相続や離婚が絡んだ不動産の売却は
景気に関係無く一年中あるものです。
以前、
「自宅を売却したい」という相談を頂き
ご自宅を訪問したところ
家に入った瞬間に異様な雰囲気を感じました。
家の中は雑然としており
家じゅうにゴミが散乱しており
キッチンも洗い物が放置されたままです。
不動産屋の観点からすると
建物は比較的新しいのに
勿体ない状況です。
話しを伺うと
離婚に伴う自宅の売却だそうで
売却によって得たお金を分け合うとのことでした・・・。
土地・建物は
夫婦の共有名義とのことでしたので
相手方の売却意思の有無も確認しなければなりません。
元夫だという相談者から
元妻の連絡先を聞き
直接お会いしました。
元妻も「売却する」という意思は同じでしたが
離婚の原因は、元夫が愛人を作っためなので
売却後の分け前については
まだ決着していないとのことでした。
また別のお客様から
「実家を売却したい」との相談があり
現地に伺いました。
話しを伺うと
既に両親は亡くなっているが
相続の分け前で兄弟間でモメてしまい
相続の手続きがされないまま
兄弟のうち1名がその家に住み続けている状態とのことでした。
当社に売却の相談があったのは
そこに住み続けている本人ではなく
別の兄弟からでした。
実家を売却し
兄弟間での相続を完結させたいとのことで
家の中を内見させていただきながら
打合せをしていました。
そこに、
実家に住み続けているという兄弟が
突然帰ってきました。
オマエは誰だ!
不動産屋ですが
不動産屋が何の用だ!
ご兄弟さまから不動産についてのご相談があったものですから
不動産屋なんて関係無い。
もし余計な口出ししたらオマエを刺すぞ!
ひぇ~
そそくさと退散することになりました。(苦笑)
離婚にしても相続にしても
それに伴う不動産のご売却のご相談は
当社でうけたまわっております。
それに伴う
多少のご苦労話も伺います。
しかしながら
離婚や相続の調停までは
当社では行なっておりません・・・
その際は弁護士さんをご紹介いたしますので
離婚や相続に伴うモメごとは
そちらで解決をお願いします。
お気持ちはお察ししますが
不動産の売却については
少しでも落ち着いた状態でご相談をされたほうが
より良い結果につながると思います。怒りの矛先は当社に向けないでね