不動産の基本も相手を喜ばすこと

朝から雨模様の沖縄です。

さて、
出張に行った際、帰りのお土産に
頭を悩ます人も少なくないと思います。

子供が小さい頃は
出張から帰ってくると、
お父さんが買ってくるお土産を楽しみに
玄関まで飛んで迎えに来てくれるものです。

ですので、最初のうちは
子供たちの喜ぶ姿を想像し
ワクワクしながらお土産を買うものです。

しかし、
子供が徐々に大きくなるにつれ
すっかり目が肥えてしまい、そのうち、
多少のお土産ではもう喜んでくれなくなります。

そうすると、無難なお菓子を
お土産に買って帰るようになりますが
それはそれで

アナタ変なお土産を買ってこないで！

と奥さんに叱られるようにもなります。（笑）

こうして、最初は
家族の喜ぶ姿を想像しながら買っていたお土産も
そのうちに、買って帰っても怒られないようなお土産を選ぶようになり
頭を悩ますのです。（苦笑）

似たような話で、
世の中には、飲み屋のオネーちゃんへ
手土産を持っていく男性陣もいらっしゃいます。

中には、お土産の見返りに
下心を持っている人もいらっしゃいますが
多くの人は、お土産を渡したときの
オネーちゃんのちょっとした喜ぶ姿が嬉しいものです。社交辞令でも嬉しいものです（笑）

また、先程の出張のお土産と同様に
飲み屋のオネーちゃんが喜ぶ姿を想像しながら
手土産を選んでいる自分の行動そのものが
自分自身をハッピーな気持ちにさせてくれるものです。男は単純な生き物（笑）

何を買ったら相手が喜ぶか、
何をしてあげれば相手が喜ぶか。

時には、
自分自身が相手に何かをしてあげなくても
自分の言動が発端となり
周りが動くことによって
結果的に誰かが喜ぶようなこともあるでしょう。

ボランティアなどもその一環で、
自分一人の力ではたいしたことは出来なくても
自分が呼びかけた仲間たちが動いてくれることで
誰かが喜んでくれる。

不動産の仕事も同じように
どうしたら売主さんや買主さんに喜んでもらえるかを考えるのが
行動の原点です。

また、不動産の場合は
扱う商品も高額ですので
どうやったら安心して取引してもらえるかも大切です。

別の言い方をすると
売主さんや買主さんに喜んでもらうためには
安心な取引を心掛けることです。

そのためには
大手の不動産業者によくあるような
強引な契約締結はしないことです。（笑）

例えば
不動産の契約書類は、法律的な内容が多く
専門用語のオンパレードですので
素人の売主さんや買主さんが
契約当日にいきなり契約書類を見せられても
なかなか理解は難しく、正確な判断も難しいものです。

ですが、大手の不動産業者の中には
それが狙いで、契約当日にはじめて契約書類を見せ
とんとん拍子に契約を済ませるところもあります。（苦笑）

もちろん、
すべてのケースで事前の説明が出来る訳ではなく
売主さんや買主さんの都合で
どうしても契約当日の確認・説明となることもあります。

しかし、その場合でも、売主さんや買主さんには
事前に契約書類に目を通しておいてもらうなどの
対応もするものです。それも出来ない場合もありますが・・・

また、不動産業者の中には

事前に契約書類なんか見せて、売主(買主)の気持ちが変わったらどうするんだ。

とあえて事前説明を行なわない業者さんもあります。（笑）

契約当日に書類を見せれば、何かあっても
今さら「契約の取りやめ」なんて言い出せないだろう
という理由からです。

しかし、もし
事前説明を行なったことによって
売買を止めることがあれば
それはそれで仕方の無いことです。

逆に、売買の中止が
事前に分かっただけでも良いことです。

万が一、契約締結後に
売買を中止することになれば
手付金の没収や違約金など
ペナルティーも発生してしまうからです。

しかしながら、当社の場合、
事前に説明を行なったことで
売買が中止になったことは
これまで一度もありません。

逆に、
聞きたいこと、知りたいこと、確認したいことなどの
お客さまの疑問点や不安な点が解消され
そのことによって、より安心して契約に臨んでもらってます。手前ミソ

繰り返しになりますが
不動産の仕事も、
「どうやったら相手に喜んでもらえるか」が
商売の原点です。